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蛙となれよ冷し瓜
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蛙となれよ冷し瓜
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
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大好きなレビュアーさんの投稿を見て読みました。 「昔むかし、山に囲まれた小さな宿場町で、ひとりの男の子が生まれ、弥太郎と名づけられました。……山国では、季節が少しずつ変わっていくのが、よくわかります。弥太郎の世界は、新しい発見でいっぱいでした。 梅咲やせうじに猫の影法師」 小林一茶の生涯とともに彼の作った俳句を、日本画の挿絵とともに紹介していく絵本。 母親の早逝、継母との不仲とそれに伴う早い独り立ち、俳句の師匠に弟子入りし、旅に出、所帯を構えてからは次々に子どもに、妻に先立たれた悲しみの多い生涯に、身近な生きものを題材にした歌を読み続けた彼の姿に胸が痛い。 俳句の本なのになぜ横書き?の疑問にはあとがきが答えてくれました。 これはアメリカで出版された絵本の翻訳だったのです! なんというすばらしい逆輸入。 アメリカの子どもたち向けに書かれたとはいえ、日本の読者にはいっぱい感じるところがあると思います。
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授業の参考資料として図書館より拝借。学期のスケジュールの関係で俳句を作ってみる、というところまでいかず無念。しかしこの単元のおかげで、芭蕉と一茶について多少知ることができました。
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誰にも言えないその気持ちを言葉にする方法、それが俳句かあ。 小林一茶の生涯を、その俳句を交えて辿っていく、伝記絵本です。 面白いのは、書いたのが外国の方だということ。 絵もそうです。 だから、日本の雰囲気とちょっと違うところもあるのだけど、でもそれが面白い。 もちろん俳句も英...
誰にも言えないその気持ちを言葉にする方法、それが俳句かあ。 小林一茶の生涯を、その俳句を交えて辿っていく、伝記絵本です。 面白いのは、書いたのが外国の方だということ。 絵もそうです。 だから、日本の雰囲気とちょっと違うところもあるのだけど、でもそれが面白い。 もちろん俳句も英語になり、そしてまた和訳されている。 その微妙なニュアンスというか、雰囲気の違いもまた面白いところです。 でもやっぱり、英語にして和訳すると、すごく説明っぽくなっちゃうんですよね、俳句。 575の端的な魅力はなくなっちゃうかもしれない。
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