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ジブリの教科書(7) 紅の豚 文春ジブリ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2014/09/02 |
| JAN | 9784168120060 |

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ジブリの教科書(7)
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商品レビュー
3.9
12件のお客様レビュー
かっこいいとは、こういうことさ。『紅の豚』を読んで ポルコは、豚の姿をしている。 けれど、誰よりも人間くさい。 過去を背負い、戦争を知り、仲間を失い、それでも空を飛ぶ。 女に弱く、意地を張り、照れ隠しをしながら、最後のところでは筋を通す。 人間であることから逃げているようで、...
かっこいいとは、こういうことさ。『紅の豚』を読んで ポルコは、豚の姿をしている。 けれど、誰よりも人間くさい。 過去を背負い、戦争を知り、仲間を失い、それでも空を飛ぶ。 女に弱く、意地を張り、照れ隠しをしながら、最後のところでは筋を通す。 人間であることから逃げているようで、実は人間らしさを捨てきれない男。 だからこそ、豚であることに意味があるのだと思う。 夢だけではない。 青春だけでもない。 戦争の影もある。 老いもある。 失ったものもある。 それでも、空を見上げる人間の美しさがある。 ポルコは、若さや正義感だけで飛んでいるわけではない。 過去を抱えたまま、それでも飛ぶ。 傷ついたまま、それでも洒落を言う。 孤独を抱えたまま、それでも誰かを守る。 それが、かっこいい。 「かっこいい」とは、強いことではないのかもしれない。 勝つことでも、派手に目立つことでもないのかもしれない。 自分の傷や弱さを知ったうえで、それでも自分の美学を手放さないこと。 誰かに説明しなくても、自分の中の一本の線を守ること。 大人になることは、何かを諦めることだけではない。 傷が増えることだけでもない。 昔の話を胸に抱えながら、それでも今を飛ぶことなのだと思う。 かっこいいとは、こういうことさ。
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大人になってから初めて観たが、初見時の感想はまあまあ。特に心に残ることもなかったが、今になってポルコの魅力に取り憑かれている。疲れて脳細胞が豆腐になった中年男にはなってないつもりなんだけど。なぜ豚になったのか?観る前は疑問に思っていたが、観終わるとどうでもよくなっている。加藤登...
大人になってから初めて観たが、初見時の感想はまあまあ。特に心に残ることもなかったが、今になってポルコの魅力に取り憑かれている。疲れて脳細胞が豆腐になった中年男にはなってないつもりなんだけど。なぜ豚になったのか?観る前は疑問に思っていたが、観終わるとどうでもよくなっている。加藤登紀子さんと宮﨑監督の対談やお馴染みの大塚氏の解題、サン=テグジュペリから読み解く『紅の豚』が面白かった。主人公の成長譚ではなく、大人しか登場しないジブリ作品の魅力に気づいたのは、大人になった証だろうか。
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紅の豚は、テレビで放送されたのを見ました。大人の女性・ジーナさんの歌うシーンが印象的でした。 それから、ずいぶん経って、何気なくこの本を手に取ってみました。 次の大戦の予兆を感じる頃のアドリア海を舞台にしたお話だったのですね。そのことすら、あの頃には思い至りませんでした。あの頃...
紅の豚は、テレビで放送されたのを見ました。大人の女性・ジーナさんの歌うシーンが印象的でした。 それから、ずいぶん経って、何気なくこの本を手に取ってみました。 次の大戦の予兆を感じる頃のアドリア海を舞台にしたお話だったのですね。そのことすら、あの頃には思い至りませんでした。あの頃の私には、かっこよく楽しいお話でしかありませんでした。 空へのあこがれ、空を飛ぶことに命さえかけて・・・そして生み出されたはずの飛行機が、敵を殺すための道具になっていく。ついには、自分の命を捨てて敵を攻撃する手段として使われるようになっていく。その予感の中で、やっぱり空を愛した豚と人間たちの物語。 この映画を一から見直してみたいと思いました。
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