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日本文学100年の名作(第1巻 1914-1923) 夢見る部屋 新潮文庫
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日本文学100年の名作(第1巻 1914-1923) 夢見る部屋 新潮文庫

アンソロジー(著者), 江戸川乱歩(著者), 森鴎外(著者), 谷崎潤一郎(著者), 宇野浩二(著者), 池内紀(編者), 川本三郎(編者), 松田哲夫(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/09/01
JAN 9784101274324

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 大正文学
  • アンソロジー
  • 短編作品
  • 幻想的世界
  • 現代的テーマ
  • 作家発見
  • 読みやすい活字
  • 文学の深さ
  • 時代の変遷
  • 多様な表現

多様な作家の短編が集められたこのアンソロジーは、大正時代の文学の魅力を余すところなく伝えています。特に、芥川龍之介の「妙な話」や長谷川如是閑の「象やの粂さん」、稲垣足穂の「黄漠奇聞」など、各作品には時代の空気感や現代にも通じるテーマが巧みに織り込まれています。明るい語り口や幻想的な世界観が印象に残り、読者を引き込む力があります。また、初めて出会う作家や作品が多いことも、このアンソロジーの新鮮さを感じさせます。全体として、時代の変遷を感じさせる作品群が、文学の深さや多様性を楽しむきっかけを提供してくれます。活字の大きさや贅沢な組み方も、読みやすさを向上させ、心地よい読書体験をもたらします。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

巻末の「読みどころ」から読むとおもしろいです 以下、備忘録 父親 荒畑寒村 ◯ 社会主義運動に傾注する息子(作者自身を投影していると思われる)の引っ越し先に訪れる父親の心象を描いているが、自身への好意的な客観視をモチーフにしてるところが情厚です。 寒山拾得 森鷗外 △ 中国の僧寺や漢詩への造詣が無いとまったく分からない。読後にいろいろ調べると味わい深いのだけど。 指紋 佐藤春夫 △ ヤク中の友達が人を殺したかのか殺してないのか?安楽椅子みたいな雰囲気があって興味深いけど、ちょっと分かり難いです。当時(大正7年)なら前衛的だったのかもしれないし、そういう意味では価値があるのでしょう。 小さな王国 谷崎潤一郎 ◎ ユートピアなのかディストピアなのか困惑してくる。沼倉が粗暴者、ファシストでないのがまた不気味でもある。権力(暴君)よりも権威(カリスマ)のほうが厄介かもしれない。 ある職工の手記 宮地嘉六 ◎ プロレタリア文学のはしりとのこと。家出をして職工になる話。リアルさ、どことなく漂う朴訥感と寂寥感が良い。つげ義春が好きというのも分かる。人情がセイフティーネットの機能をなしている時代の雰囲気も良いです。 妙な話 芥川龍之介 △ 「赤帽」は何だったんだろう?いろいろと考えられるけど、ミステリー系って当時の価値観で読まないと陳腐に感じますよね。岡晴夫の歌みたいに。 件 内田百閒 ◯ 偶像崇拝や畏怖の対象物って、実体は取るに足りないものかもしれない。大衆側が勝手に想像して勝手に決着をつけてるモノかも知れない。最近なら堀大輔みたいな。 象やの粂さん 長谷川如是閑 ◯ お仕事小説の側面もあると思った。「象の世話」という表面的には同じような仕事でも矜持を得る場合と、得難い場合と。江戸的(落語的)感受性が心地よい。 夢見る部屋 宇野浩二 △ 何を読まされとんねん!と言いたくなる小説ではあるけど、ここまで一方的なある意味での自慰実況を書き連ねる肝こそが文学かもしれない。クセになる。子供部屋おじさんの始祖 黄漠奇聞 稲垣足穂 ◯ 当時に本作品を読んだ人は度肝を抜かれたんじゃないかな。著者の知性が伝わってくるけど、こねくり回したような衒学的じゃない。あれだけ実現主義の王さまが三日月に嫉妬しだし、迎えるオチはまさに大人の童話 二銭銅貨 江戸川乱歩 ◯ 江戸川乱歩の処女作。オチは逆ドッキリみたいな感じだけど、そうなると「私」の松村の挙動への「興味」への思考が合点がいく。暗号トリックが中オチ。

Posted by ブクログ

2024/11/25

大正3~12年(1914-1923)までの10年間の、短編アンソロジー。読んだことがあるのは森鴎外と芥川龍之介くらいなので、大正時代のいろんな作家の作品が読めて新鮮だった。好きなのは芥川龍之介の「妙な話」(オチがいい)、長谷川如是閑「象やの粂さん」(明るい語り口ながら、金かプライ...

大正3~12年(1914-1923)までの10年間の、短編アンソロジー。読んだことがあるのは森鴎外と芥川龍之介くらいなので、大正時代のいろんな作家の作品が読めて新鮮だった。好きなのは芥川龍之介の「妙な話」(オチがいい)、長谷川如是閑「象やの粂さん」(明るい語り口ながら、金かプライドかという現代に通じるテーマを感じる)、稲垣足穂「黄漠奇聞」(幻想的な世界観)。江戸川乱歩「二銭銅貨」も良かったので、他の乱歩作品も読みたい。

Posted by ブクログ

2019/04/05

どの短中編も明るくて面白かった。1914-1923年ごろ、大正時代の頃の世間の様子や文学の流行りを代表的な作家の作品で紹介しているような趣があった。このあと続くシリーズも読んでいきたい。表題作の夢見る部屋が特に面白くて、現代にも通じるものがあった。

Posted by ブクログ

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