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この部屋で君と 新潮文庫nex
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2014/09/01 |
JAN | 9784101800059 |
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商品レビュー
3.5
132件のお客様レビュー
色んな人の作品を読めて面白かった、別の本も読んでみようって沢山思えたし。サラーって読めて面白かった!女子的生活がお気に入り。
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誰かと一緒に楽しく暮らしたいのに 何か上手くいかない、アンソロジー8編 各部屋間取り付きでイメージが湧きますね 「それでは二人組を作ってください」朝井リョウ これは「何様」に収録されていた短編ですね ぞわり、隠しきりたい心情をえぐるタイプの 大好きなやつ。何者→何様で読んでいた...
誰かと一緒に楽しく暮らしたいのに 何か上手くいかない、アンソロジー8編 各部屋間取り付きでイメージが湧きますね 「それでは二人組を作ってください」朝井リョウ これは「何様」に収録されていた短編ですね ぞわり、隠しきりたい心情をえぐるタイプの 大好きなやつ。何者→何様で読んでいただけたら幸いです 「女子的生活」坂本司 これは、もしかしたら、昔NHKドラマ10で志尊淳が、めちゃかわ女装男子を演じていた原作ですかな? 意味深なストーリーへの入りも良い 吹っ切れた、女の子になって女の子と付き合いたい、今はまだ女装男子の切れ味良い攻め気味の会話がそそる 「十八階のよく飛ぶ神様」似鳥鶏 悪い神様と良い神様との同居 シュール 似鳥さんはこちらが本領なのかな 「冷やし中華にマヨネーズ」吉川トリコ 十三年という時間を過ごしたカップル 最初は確かに好きだった 生活感の食い違い 目に付く悪癖 いつしか 部屋をシェアする関係に クズな男が浮気を繰り返し部屋を出ていく そうそう、今は悲しくても別れて正解 「ジャンピングニー」越谷オサム 好きな男はどうも生き方が甘い 嫌いになったわけではないが、自分次のために別れを告る 「隣の空も青い」飛鳥井千砂 「鳥かごの中身」徳永圭 彼女がインコを逃して出ていく そのあとに迷い込む隣の部屋の少女 「月の砂漠を」三上延 順不同でしたー
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坂木司さんの女子的生活が面白すぎたので、それが収録されているというこの本にも興味を持った。 一個一個書いていこうと思う。 それぞれのお話に間取り図があるの、いいね。想像しやすい。 ・それでは二人組を作ってください もう序盤から不穏な空気を感じたけど、もうやり切れないわ。女子同士...
坂木司さんの女子的生活が面白すぎたので、それが収録されているというこの本にも興味を持った。 一個一個書いていこうと思う。 それぞれのお話に間取り図があるの、いいね。想像しやすい。 ・それでは二人組を作ってください もう序盤から不穏な空気を感じたけど、もうやり切れないわ。女子同士で2人組を作るのが苦手な私にはど真ん中ストレートで自分事。 読んでて痛いのなんのって。 これ、単行本で出てるお話なのかなあ。もし出てたら、報われてほしいな。 ・隣の空も青い 打って変わって。テーマが。そんなお話もあるのかあ、と放心状態になった。 同棲ではないけど、同じ部屋に2人、というシチュエーションは共通しているのか。 自分が受けた傷を、似た誰かに放つ。確かに安易な方法だわ。それを言葉にして伝えられるってすごい。 ・ジャンピングニー ええーっ…切な… 声に出して言ったわ。そこでやり直さないの?もう無理? 温度感が違うと無理なのかなぁ… 別れ際に覚醒するのって悲しい。 ・鳥かごの中身 悲し…てっきり同棲話がメインかと思ってたら、2連続でこんな悲しい結末… 最初ななかちゃんがインコだった説を想像してたけど、普通に人間だった。 ・18階のよく飛ぶ神様 んん…まさかそう来るとは。 ちょっとしたミステリも入るとは思わんかった。 なんていうかこれもう同棲アンソロジーじゃなくて、タイトル通り「この部屋で、君と」なにかが起こればもう何でもありなんだな。 ・月の沙漠を 砂漠じゃないのね、なんか意味あるのかなあ 始め、現代だと思っていたらまさかの大正。この方もミステリ作家よね。江ノ島の写真館のお話読んだ。 夫婦っていろんな形があるんだなぁ、といった平坦な感想しか出てこない。 あと、家族間で敬語を使う文化、いいね。 読み始める前、間取り図を見て家賃23円、築年数0年ってどういうこと?と思ったけど、そういうことか。読んで納得。 ・冷やし中華にマヨネーズ 私はマヨネーズ要らない派。いや、そうじゃなくて。 このお話は共感出来なかったなー。こういう人たちの心情が知れん。でも、世の中には実際こういう人たちはいて、それが不思議。 共同生活も長くなると自分の一部になったりするんだろうか。
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