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ザ・バット 神話の殺人 集英社文庫
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ザ・バット 神話の殺人 集英社文庫

ジョー・ネスボ(著者), 戸田裕之(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2014/08/21
JAN 9784087606881

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商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2024/02/05

何か面白い本はないか…と本屋で手に取った1冊。 以来10年越しで読了。 ノルウェー人が主役の、オーストラリアが舞台という作品。不思議な魅力がありました。 主人公に身近な人たちが、割とたくさん亡くなりすぎて悲しくなりましたが、お話の展開は面白かったです。 タイトルの「ザ・バット...

何か面白い本はないか…と本屋で手に取った1冊。 以来10年越しで読了。 ノルウェー人が主役の、オーストラリアが舞台という作品。不思議な魅力がありました。 主人公に身近な人たちが、割とたくさん亡くなりすぎて悲しくなりましたが、お話の展開は面白かったです。 タイトルの「ザ・バット」は蝙蝠のこと…つまり…。 それから神話の殺人、は、ラストでようやく意味がわかる。オーストラリアの神話です。 読書慣れしていない時期には読みにくい作品でしたが、今は比較的さらさら読めました。チャプターも細かすぎるぐらいに分かれていて、目標も立てやすかったです。 読後感としては3.8くらい。 何かが足りない感じがして。何かはわからない…(笑) でも、キャラクターは、主人公も脇役も魅力的でした。 オットーとアンドリューが良かった。 それから、オーストラリアの歴史、先住民のこと。あまりわかっていなかったので、もっと調べてみようと思いました。 P78 「先住民には、蝙蝠(ザ・バット)は死の象徴なんだ。(以下略)」 P79 「その瞬間、冷たい風が上から吹き下ろしてきて、邪悪な姿の何者かが巨大な黒い羽で彼女を包み込んだ。それは蝙蝠のナラーダーンで、パイアーメの信頼を得て聖なる木を守ってい たんだ。ベル・ローク・ボールンの妻は地面に落ち、洞穴へ逃げ込んで身を隠した。しかし、 もう誰かった。彼女はナラーダーンに象徴される死を世界に解き放ってしまい、ベル・ロー ク・ボールンの子孫は一人残らず、その呪いにさらされることになった。悲劇が起こったこ とを、イランの木は涙を流して嘆いた。涙は幹を伝って流れ落ちて凝固した。だから、いま、 その木の樹皮に赤いゴムを見ることができる、というわけだ」

Posted by ブクログ

2023/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『真夜中の太陽』、『その雪と血を』の世界観を求めて。 前に読んだ『ヘッドハンターズ』はハズレだった。 本作はハズレとまでは行かないが、期待していたのとは違う、レイプ殺人を追う比較的王道な警察物。 ただ、ノルウェー作家のデビュー作であるにも関わらず本国ではなく、なぜかむしろ珍しいオーストラリアを舞台とした、しかも先住民族の話や土着信仰、伝承を強く織り込んだ物語という意外性あり。 現地人で先住民族にルーツのあるアンドリューとの捜査の中に、この土地ならではの味わい、異国情緒を含めながらの展開がおもしろい。 また、典型的なバディものと思わせておきながらの後半のひねり具合はなかなか。 序盤の、何なのだろうこの場面はと思っていたオーストラリア観光めいた足取りがそんな風に回収されるとは。 最後、アクションでカタを付けに行く大捕物はいかにもであまり好きではなかったかな。 次はシリーズ3作目の『コマドリの賭け』(2作目は邦訳されていない模様)。 ※オーストラリアのミステリが珍しいなと思って調べてみたら、ジェイン・ハーパーとかケイト・モートンとか既読の物も意外とあって驚き。 そうかあれらの話はオーストラリアだったのか。

Posted by ブクログ

2022/12/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「キューレターの殺人」の解説でハリー・ボッシュと似ていると書かれていたので。 結論から言うと、似ていないと思う。 オスロ警察の刑事ハリーは、 ノルウェー女性の死体が見つかったオーストラリアへ派遣される。 署長には余計な手出しをするなとくぎを刺されるが、 先住民の刑事を相棒にあちこちをつついて回る。 被害者と同じバーで働いていたスェーデン人女性と知り合い、 恋愛関係になるのは良いが、 彼女との関係がハリーを過去から救うのかと思いきや、 結局彼女を囮にして失敗し殺されてしまうとは、ひどすぎる。 オーストラリアという舞台が気に入らないのか、 いやオーストラリア自体ではなくその描かれ方が気に入らないのか、 神話の殺人、というタイトルの割には 先住民の精神世界の扱い方が軽いからか、 ハリーの推理に振り回されている感のせいか、 禁酒が破られたからか、 いま一つパッとしなかった。

Posted by ブクログ

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