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イノセント・デイズ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2014/08/22 |
JAN | 9784103361510 |
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イノセント・デイズ
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元恋人の家に放火して妻と一歳の双子を殺めた罪で、死刑判決を下された田中幸乃(30)。凶行の背景に何があったのか? 産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人、刑務官ら彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がる真実とは… 「アルプス席の母」が面白かった作者。二冊目を手に取って...
元恋人の家に放火して妻と一歳の双子を殺めた罪で、死刑判決を下された田中幸乃(30)。凶行の背景に何があったのか? 産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人、刑務官ら彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がる真実とは… 「アルプス席の母」が面白かった作者。二冊目を手に取ってみた。イノセントとは、「無実の」「罪のない」「潔白な」「純粋な」という意味。 プロローグで描かれる被告人•田中幸乃の印象が、その後の章で幸乃と縁ある人物らによって追想される人物像とギャップがあり、徐々に“イノセント”の意味が浸透してくる。彼女の人生のどこかで、不幸の歯止めを効かせることができなかったのか?取り巻く人達が自己中で嫌な人物が多くて、どうにもやるせない気持ちになった。生い立ちを知ってもなお、判決を受け入れる被告の感情が最後まで理解出来なかった。逆転劇を期待していたが… ある人物が語る言葉 「人間は複雑な生き物で思っていることをなんでも口にできるわけじゃない。うまく説明できず思ってもみないことを言ったりする。だから真摯に向き合い、何を求めているのか想像してあげなければいけない。」 子育てや社会生活においても通ずるものがあり共感。 このミステリーがすごい! 20位 日本推理作家協会賞 受賞(2015年)
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おそらく幸乃自身、周りにただ都合よく使われているだけだと分かっていたのかな それでもいい。私を必要としてくれるなら…と思っていたように感じる だんだんと壊れていく幸乃に、もっと早く誰かが手を差し伸べてあげられたら「生きたい」と思ってくれたかもしれない
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読んでいて辛い作品だった。 主人公が幸せからどんどん転落していく様子から読んでいて目を背けたくなった。 生きることこそが幸せなのか。 胸にグッとくる衝撃的な作品だった。
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