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旅の人、島の人
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2014/08/01 |
JAN | 9784309920269 |
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旅の人、島の人
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商品レビュー
3.9
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俵万智さんのエッセイ集ですね。 2014年8月の発行です。 東日本大震災で、東北から沖縄に子どもさんと避難してからの事が綴られています。 あとがきに『沖縄の石垣島に、息子といじゅうして三年あまり。旅の人というにはやや長く、島の人というにはまだ短い時間が流れた。その間に書きためた...
俵万智さんのエッセイ集ですね。 2014年8月の発行です。 東日本大震災で、東北から沖縄に子どもさんと避難してからの事が綴られています。 あとがきに『沖縄の石垣島に、息子といじゅうして三年あまり。旅の人というにはやや長く、島の人というにはまだ短い時間が流れた。その間に書きためたものを「旅の人、島の人」とした。』と紹介されています。 胸中にはさまざまな想いがあられたと思います。 息子さんの方が、子供さんだけあって、環境に慣れ親しんで、お母さんの万智さんが引っ張られるように、地域に馴染まれるのが、ユーモラスに描かれています。万智さんは、基本的にはインドア派なのですが、友達や地域に人々や息子さんの交流でアウトドア派になっていくのも、愉しく語られています。 あとがきには、『住んでみて初めてわかること、慣れていないからこそ驚けること、旅人でも島人でもない宙ぶらりんだから見えるものを、楽しみながら綴ってきた。』とも語られています。 折々に写し取られた写真も掲載されています。 万智さんが読まれた本の、感想も寄せられています。 元気を少しずつ取り戻し、歌人としてライフワークを広げる機会にもなられたようです。 とても、愉しく、万智さん親子と一緒に沖縄の事を知る素敵な爽やかなエッセイでした。
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東日本大震災が起きた後、当時住んでいた仙台から陸路 で山形に行き、山形から空路で羽田空港へそして乗り継 いで那覇空港へ行き、友人のいる石垣島に行ったら、大 歓迎されるし、海産物などがしっかり採れるし、運動会 は小学生と地元住民が一緒になって盛り上がったりと充 実した人生を送って...
東日本大震災が起きた後、当時住んでいた仙台から陸路 で山形に行き、山形から空路で羽田空港へそして乗り継 いで那覇空港へ行き、友人のいる石垣島に行ったら、大 歓迎されるし、海産物などがしっかり採れるし、運動会 は小学生と地元住民が一緒になって盛り上がったりと充 実した人生を送っているのが写真と文章で綴られています。
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東北の震災の後、石垣島に移りすんでその時の子育てエピソード、読んだ歌について書かれた本。 先日読んだありがとうのかんづめと重なるエピソードが多かったが、歌は初めて見るものばかりで楽しめた。 俵さんは運転ができないらしく、島の生活で車がなく困った時は島の人に沢山助けてもらったそう...
東北の震災の後、石垣島に移りすんでその時の子育てエピソード、読んだ歌について書かれた本。 先日読んだありがとうのかんづめと重なるエピソードが多かったが、歌は初めて見るものばかりで楽しめた。 俵さんは運転ができないらしく、島の生活で車がなく困った時は島の人に沢山助けてもらったそうだ。 その経験もあって、息子さんには、困った時に周りの人に困っているから助けてくださいとお願いできる人になって欲しい、そして助けてもらったら心からありがとうを伝えられる人になって欲しいという趣旨のことがかいてあった。 ついつい、子供にはすぐに助けを求めず、強く逞しいひとになって欲しいなどと思いがちだが、その方が大事かもと思い直した。 1人で生きていくことはできないのだから。 私も今後はその方針でいこうかと思う。 だが、人に助けを乞うことに関して、娘の方が遥かに私より上手い。心配はいらなさそうだ。
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