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南太平洋物語 キャプテン・クックは何を見たか
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南太平洋物語 キャプテン・クックは何を見たか

石川栄吉(著者)

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南太平洋物語 キャプテン・クックは何を見たか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 力富書房
発売年月日 1984/03/31
JAN 9784897760094

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2015/02/18

(2015.02.14読了)(2015.02.04借入) 副題「キャプテン・クックは何を見たか」 キャプテン・クックの航海誌を編集したものを読んだのですが、それだけでは、南太平洋がどんなだったのかはよくわかりません。 蔵書検索で、キャプテン・クックをキーワードにして検索したらこの...

(2015.02.14読了)(2015.02.04借入) 副題「キャプテン・クックは何を見たか」 キャプテン・クックの航海誌を編集したものを読んだのですが、それだけでは、南太平洋がどんなだったのかはよくわかりません。 蔵書検索で、キャプテン・クックをキーワードにして検索したらこの本がヒットして、副題が「キャプテン・クックは何を見たか」ということだったので、ちょうどいいかなと、借りてきました。 西欧、東欧、アフリカ、中東、アジア、南米、については、ある程度本を読んできました。北米については、アメリカ黒人の歴史を切り口に最近、読み始めたところです。 空白のオセアニアをキャプテン・クックを切り口に読んでゆくことになりそうです。 太平洋上の島々の人は、どこからやって来たのか? 太平洋上は、風が東から西へ吹いていることが多いので、ヘイエルダールさんなどは、自分での実証実験をふまえて、南米からきたのではないかという説をとなえているようですが、人種や文化や家畜などを調べると東南アジアから、ということになりそうです。 漁業のためや島から島への移動は、船ということになりますが、アウトリガー・カヌーが一般的のようです。カヌーだけだと安定が悪いので、アウトリガーをつけるか、カヌーをいくつか並べて、安定の良いものにしています。 風を利用して走る帆掛け船は、最近のもののようです。 部族間での戦争で、敵となった人を食べる風習は、クックの時代に確認されていますが、人身供犠の風習もあったようです。 入墨の風習は、現在も部分的に残っています。テレビで、マオリ族の紹介をする番組を観ていたら、顔のあごの部分と脚に入墨をしている女性が出てきました。 【目次】 まえがき 〈大発見時代〉のポリネシア   入墨の話   ポリネシア残酷物語―食人と人身供犠   ポリネシアの現人神   〈女王〉プレアの野望―クック時代のタヒチ   ハワイ王国略史―誕生から滅亡まで 大航海者ポリネシア人   ポリネシア人の源流―研究の歩み   カヌーあれこれ   漂流の話 南太平洋の島々   素朴な生活文化   パンの木と飢餓の島 日本人と南太平洋   南太平洋を見た鎖国時代の日本人   変貌する南太平洋   南太平洋を見る眼 参考文献 ●ハワイ(95頁) 1898年8月12日正午、21発の礼砲がホノルルの空に轟いた。 この日、この時、ハワイの主権がアメリカ合衆国に譲渡されたのである。もっとも、ハワイ諸島が公式にアメリカ領に併合されるのは、その二年後の1900年6月14日のことである。 ●鯨油(112頁) 1859年アメリカのペンシルバニア州タイタスビルで石油が採掘されて以来、灯油や機械油としての鯨油は石油にその地位を奪われた。 1862年にハワイに寄稿した捕鯨船の数は、わずかに73隻にすぎず、最盛期の1846年の596隻に比べ、その8分の1にも及ばない。 ●ポリネシア人の源流(132頁) ポリネシア諸語がインドネシア語と強い親縁性を持つ一方、インディアン諸語とはまったく無関係であることや、一、二を除くポリネシアの全栽培植物と家畜が東南アジア起源である ●家畜(180頁) 在来の家畜にイヌ、ブタ、ニワトリの三種がある。これらは、タロ、ヤムその他の在来の作物とともに、人びとの祖先が東南アジアからの移動に際して伴ってきたものである。 ☆関連図書(既読) 「キャプテン・クック」ジャン・バロウ編・荒正人訳、原書房、1992.10.25 「コロンブス航海誌」コロンブス著・林屋永吉訳、岩波文庫、1977.09.16 「コロンブス」増田義郎著、岩波新書、1979.08.20 「コロンブス」青木康征著、中公新書、1989.08.25 「マゼランが来た」本多勝一著、朝日新聞社、1989.07.25 「ノア・ノア」ゴーガン著・前川堅市訳、岩波文庫、1932.03.25 (2015年2月18日・記) 商品の説明(amazon) 石川 栄吉(いしかわ えいきち、1925年3月26日 - 2005年3月27日)は、日本の人類学者。専攻は社会人類学。東京都立大学名誉教授。

Posted by ブクログ

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