クラウド利用術 最前線 I/O BOOKS

IO編集部(編者)

• 販売会社／発売会社: 工学社
• 発売年月日: 2014/08/01
• JAN: 9784777518463

商品レビュー

2018/10/08

何をするにも、他社との連携が必須となってくる中、情報連携の手段としてはやはりクラウドが有力である。そのような観点で、特にセキュリティまわりを意識して読んでみた。ベーシックな記載が多くて若干物足りない感じ。

・「クラウド・サービス」を用いることの最大の利点は、情報の共有と共同編集作業にある。

・「RAID」とは、「複数台のハードディスク」を「1台のハードディスク」として見なし、「高速化」したり「耐障害性」を高めたりするものです。
・RAID0：交互にハードディスクに書き込むことで、「アクセス速度」を「高速化」します。「ストライピング」とも呼ばれます。
・RAID1：「ミラーリング」とも呼ばれ、2台のハードディスクに同じデータを書き込み、片方が壊れたときも、残りのハードディスクで、継続運用できます。
　壊れたハードディスクを交換するだけで、元通りに使えます。

・クラウドサービスに確認すべき対策
　・通信の暗号化
　・OSやアプリケーションなどの脆弱性対策
　・不正アクセス対策
　・アクセスログ管理
　・ハードウェア障害への対策
　・データバックアップ
　・災害や盗難などの物理的対策

・セキュリティについて特に留意すべきこと
　・インターネット利用を前提
　・仮想化
　・暗号化
　・「ID/PASS」管理
　・共有範囲

・「FTP」はパスワードを平文で送信するため、利用すべきでないプロトコル