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「誰にも書けない」アイドル論 小学館新書213
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2014/08/04 |
JAN | 9784098252138 |
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「誰にも書けない」アイドル論
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
錆び付いていた数多の引出しを、片っ端からガタガタと開けてみたような気分でした。 言い換えれば、情報量の多さに多少なりと疲れつつも「久々に引出しの整理ができたわー」という満足も得られる読後感。 とにかく懐かしい名前が沢山!! クリスさんは冒頭で「名前を列挙しているだけのようにみえる...
錆び付いていた数多の引出しを、片っ端からガタガタと開けてみたような気分でした。 言い換えれば、情報量の多さに多少なりと疲れつつも「久々に引出しの整理ができたわー」という満足も得られる読後感。 とにかく懐かしい名前が沢山!! クリスさんは冒頭で「名前を列挙しているだけのようにみえる箇所も~」と断りをいれていたけど、アイドル好きはその字面だけで自分の記憶を呼び起こし、文章にない情報を補完できてしまうので(もちろんそうはいかない人もいるにはいる)、これはこれでとてもありがたかったです。 自分が幼いながらに巷の音楽ランキングになんとなく違和感を抱くようになった理由、その頃はそれを表現する知識も語彙もなかったから「なんとなく」で片付けていたけど、クリスさんの分析でやっと合点がいきました。 おニャン子クラブ好きだったけど、瞬間的なランキング荒らしみたいになってるのはなんか嫌だったなぁ。そうか、これだ、これがモヤモヤの理由だったんだ! 巻末の竹内まりやさんとの対談もとても面白く、思わず「Majiで恋する5秒前」「けんかをやめて」は本家とカバー(?)を聴きくらべてしまいました。 三浦海岸フェスティバル、一度でいいから行ってみたかったなぁ…。
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クリス松村さんは生まれた年を公開していないけど、某記事によると、2016年初め時点で57歳のようです。(私の4つ上) 生きてきた時代が重なっているので、そう・そう・そう・そう! と感心しながら遠い記憶を呼び覚ますうれしさがありました。40~50歳代で歌番組を観ていた人は読むべきで...
クリス松村さんは生まれた年を公開していないけど、某記事によると、2016年初め時点で57歳のようです。(私の4つ上) 生きてきた時代が重なっているので、そう・そう・そう・そう! と感心しながら遠い記憶を呼び覚ますうれしさがありました。40~50歳代で歌番組を観ていた人は読むべきです。 松浦亜弥は別として、田村英里子が最後の大型アイドル(グループではなくピンで活躍していて、原石(=イモねーちゃんな感じの少女)をファンが見出して育てる感覚)というのも同意ですし、最終章の竹内まりやさんとの対談も面白かったです。
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筆者がレコード時代から、無類のレコード好き、アイドル好きなことがよくわかった。その中でどのようにして日本のアイドルが誕生し、そして変遷してきたか、一ファンとしての視点からはなかなか興味深い。しかしながら、そのような趣味を認めない父親との問題など家庭の問題の記述もある。 冷静なア...
筆者がレコード時代から、無類のレコード好き、アイドル好きなことがよくわかった。その中でどのようにして日本のアイドルが誕生し、そして変遷してきたか、一ファンとしての視点からはなかなか興味深い。しかしながら、そのような趣味を認めない父親との問題など家庭の問題の記述もある。 冷静なアイドル論というよりも、同時代を生きた一人の証言者としての記録として読むほうが良いのかなと思った。
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