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ハーモニー 新版 ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2014/08/01 |
| JAN | 9784150311667 |

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ハーモニー 新版
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商品レビュー
4.3
294件のお客様レビュー
テーマは、優しさと倫理が支配するユートピアの裏に潜む息苦しさや反抗心。物語は、死を選択した少女たちの一人、トァンの視点から描かれ、彼女が生き残った理由や仲間の影響を追求する旅が展開されます。全面核戦争後の近未来、健康と精神的安定を追求するあまり、個人の自由が奪われた世界観が印象的です。特に、表面的な優しさの裏にある抑圧感は、現代社会にも通じるものがあり、読者に深い考察を促します。物語の進行とともに、登場人物たちの葛藤や成長が描かれ、結末に向かうにつれてその衝撃が増していきます。先行作品との関連性もあり、知識を深めることでより一層楽しめる内容です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
伊藤計劃の小説を一通り読もうと思い読みはじめました。 主人公の一人称視点で描かれることと、主人公の考えを中心に書き綴られることが読みにくさの正体なのか。自分もかなり苦労しながら読みました。。。ただ、後半の展開は面白く、結末が気になり一気に読んでしまいました。 御冷ミァハは可愛らし...
伊藤計劃の小説を一通り読もうと思い読みはじめました。 主人公の一人称視点で描かれることと、主人公の考えを中心に書き綴られることが読みにくさの正体なのか。自分もかなり苦労しながら読みました。。。ただ、後半の展開は面白く、結末が気になり一気に読んでしまいました。 御冷ミァハは可愛らしい少女なので霞んでいますが、世界を転覆させるほどの話術と魅力があり、主人公も終始かなり心酔していることがわかる。圧倒的悪のカリスマ。 ただし、主人公にどうしても感情移入できず、読みにくさと相まって、星4にしました。
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病気で死なない世界は幸せなのか否か。 テーマはものすごく興味もあって、勧められて読みましたが、単語が難しいというのか、普段SFを読まないからなのか文章が入って来なくて、ざっと流し読みした感じです。 病気では死なない。 「いじめ」も「風邪」も歴史上の話になった世界。 オトナになる...
病気で死なない世界は幸せなのか否か。 テーマはものすごく興味もあって、勧められて読みましたが、単語が難しいというのか、普段SFを読まないからなのか文章が入って来なくて、ざっと流し読みした感じです。 病気では死なない。 「いじめ」も「風邪」も歴史上の話になった世界。 オトナになると体内に監視システムを入れ、健康は常に管理され維持される。 それを平和と呼ぶのかどうなのか。 死なないから死にたくなる。 心の健康を保つことは何より難しいのかもしれない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ネオヒューマンによる旧人類の歴史を一人称テキストとして提示する、それがラストで明らかになる、という仕掛けはウエルベックの『素粒子』と通じている。読了時の衝撃も『素粒子』を読んだときに似ていた。小説のテキストがファウンドフッテージ的という点では『侍女の物語』と通じている。それまで意味不明だったhtml言語の意味が明らかになる箇所は鳥肌もの。 面白かったのが、チェチェンの監察官のウーヴェとトァンの会話。トァンはWatchMeを欺くためのダミーをインストールしてタバコや酒や不摂生な食事をしている。一方でウーヴェはそんな手間をかけず、職務のためだと申請すれば特権で認められている、という。トァンは生真面目で潔癖。ウーヴェはもっと大人で、世間知に富み、したたか。「俺は人生を楽しみたいからシステムの穴はできるだけ探すようにしてる」という。この二人の対比が面白かった。ウーヴェ、好きだなあ。もっとも、トァンがWatchMeを欺くことは、ロマンチシズムであり、ノスタルジーであり、開発者であり自分と母を捨てた父への反発でもあるから一概に生真面目・潔癖とは言い切れないのだが。 自分はこの小説をディストピアものとしてより、トァンとウーヴェを対比させて、少女時代に囚われ続ける女性が最後の最後に思い出の原因を屠ることで解放される──それは過去の呪縛からであると同時に直後のハーモニープログラム起動による自意識からの解放でもある──物語と解釈した。
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