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ヨーロッパ思想を読み解く 何が近代科学を生んだか ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2014/08/07 |
JAN | 9784480067937 |
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ヨーロッパ思想を読み解く
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
「向こう側」について終わりまで掴むことができず。その単語が出るたびに、なるほどと思い読み進めていた頭が遮られてしまう。
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著者は筑波大教授。ヨーロッパ思想として、ニーチェやサルトル、デリダ等の哲学を紹介する。キーワードは「向こう側」か。この「向こう側」を探る哲学的思考がヨーロッパ特有とのこと。対話形式で読みやすい。「向こう側」をキーワードとして、アリストテレスやプラトン、ニーチェ、サルトル、デリダら...
著者は筑波大教授。ヨーロッパ思想として、ニーチェやサルトル、デリダ等の哲学を紹介する。キーワードは「向こう側」か。この「向こう側」を探る哲学的思考がヨーロッパ特有とのこと。対話形式で読みやすい。「向こう側」をキーワードとして、アリストテレスやプラトン、ニーチェ、サルトル、デリダらの「向こう側」に対する立ち位置の違いにより思想の違いを説明。明快です。 そういえば、昔よく読んでいた木田 元さんが、哲学というのはヨーロッパ特有の思想だ、というのをよく強調されていたことを思い出した。哲学と言うのはわかりにくいものだが、そもそもの問題意識が日本人にないものだから一層わからない。本書でも同様のことをいっている。数学とか物理学と言うのは普遍的なものだから日本人でも普通に勉強すれば理解できるが、哲学を同じように捉えると駄目なのでしょう。本書のタイトルになっているような、ヨーロッパ人の思想を学ぶ、という意識でいるほうが理解できるのだと思います。本書では、日本人にはそもそも「向こう側」の認知がないのだから日本に哲学が生まれるわけがない、とのことです。
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多くの哲学者の知識の片鱗を見せてくれるが,筆者がざっと思い込んでいるだけのような,浅い理解の中からなんらかの共通点を見出しているだけというか,そういう気を起こさせる.理数系の話題をちらつかせるときに特にそういう匂いがきつい. 対話形式でうまく文章を書ける人にはなかなか出会わない...
多くの哲学者の知識の片鱗を見せてくれるが,筆者がざっと思い込んでいるだけのような,浅い理解の中からなんらかの共通点を見出しているだけというか,そういう気を起こさせる.理数系の話題をちらつかせるときに特にそういう匂いがきつい. 対話形式でうまく文章を書ける人にはなかなか出会わない.今回もそうであった.
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