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リンバロストの乙女(下) 河出文庫
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リンバロストの乙女(下) 河出文庫

ジーン・ポーター(著者), 村岡花子(訳者)

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リンバロストの乙女(下) 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2014/08/01
JAN 9784309464008

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2024/03/26
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母からの愛情をほとんど受けられないで育ったエルノラは、町の高校に入学するが、進学に反対していた母は学費のことも教科書のことも教えてくれず、さえない通学服で初日から大恥をかいて帰ってくる。 最初からもう可哀想で、継母かと思ったし、訳したのが村岡花子だけにもしかして孤児?と疑ってしまった。 しかし、エルノラはこんな事でめげない。この後もたびたび苦難に襲われるが、見事に打ち勝つ。そして隣人であるウェスレイとマーガレット夫妻をはじめ、周りの人にエルノラを助けずにはいられない気にさせる。エルノラは意地悪な母に育てられたのに真っ直ぐで明るく生命力にあふれている。負けん気が強く誇り高い。それが母との共通点なだけに親子喧嘩は怖いくらい熾烈。赤毛のアンを彷彿とさせる。 だが、父が沼で溺死した原因を知った母は突然エルノラへの態度を改める。エルノラに協力する。本当は娘が可愛くて仕方なかったのだ。裁縫でも料理でもなんでも出来る人だった。そこへ登場するのが、病み上がりでもかっこいいフィリップ。エルノラとの共通点は蛾の収集。フィリップには婚約者がいることを知り、友人として接するエルノラ。やがて、別れの時がくる。お互いの思いに気づかないまま。 「そばかすの少年」に出てくる名前がいくつも出てくるので、出来たらそちらを先に読むと、より楽しめます。 鳥のおばさんが、自分の境遇と似ているエルノラに、この先、何者になるかは自分次第だから努力を惜しまないで、と伝えるところが良かった。その後のエルノラの生き方にも影響を与える言葉だった。読んでよかった。何回も読みたい本。

Posted by ブクログ

2024/03/04

六月は夜蛾の誕生の季節。リンバロストの森で出会ったエルノラと青年フィリップにも恋の予感が…。 下巻では沼地に息づく植物や様々な鳥たちが生き生きと描かれている。採集される珍しい蛾には、ルーナ、リーガル(詩人の王)、 プロメシア、そしてあの黄色い帝王蛾。蛾は生まれてたった数日で死ん...

六月は夜蛾の誕生の季節。リンバロストの森で出会ったエルノラと青年フィリップにも恋の予感が…。 下巻では沼地に息づく植物や様々な鳥たちが生き生きと描かれている。採集される珍しい蛾には、ルーナ、リーガル(詩人の王)、 プロメシア、そしてあの黄色い帝王蛾。蛾は生まれてたった数日で死んでゆく。森の湿った空気を感じながら、生きものの"いのち"を思った。 コムストック夫人は、博物学の講師を受けたエルノラを手伝うようになる。 リンバロストの自然が娘への愛情を取り戻させたのだろうか。冷酷な母から賢明な母へと変わっていく過程に目が離せなくなった。 エルノラに惹かれていくフィリップには許嫁のエディスがいて…と、少女小説にはお決まりの恋のライバルが出てくる。 自分を見失うことなく判断ができて、エルノラは大人だなぁと思う。女性の逞しさ、生きていく力を感じられる物語だったが、なんと言ってもリンバロストの森が素晴らしい。著者の初めての小説『そばかすの少年』も是非読んでみたい。

Posted by ブクログ

2015/11/15

大学に行けなくなってしまったエルノラは博物学の教師となる。 あるとき授業のための標本採集にいつもの森に出かけるとフィリップという青年に出会い、恋に落ちる。 ここからは2人がゴールインする道のりが描かれる。 なんか訳した村岡花子の半生がきっと反映されているからだと思う。特に前半とか...

大学に行けなくなってしまったエルノラは博物学の教師となる。 あるとき授業のための標本採集にいつもの森に出かけるとフィリップという青年に出会い、恋に落ちる。 ここからは2人がゴールインする道のりが描かれる。 なんか訳した村岡花子の半生がきっと反映されているからだと思う。特に前半とか。 だから好きだったのかな。と勝手に思う。

Posted by ブクログ

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