1,800円以上の注文で送料無料

九重の雲 闘将 桐野利秋 実業之日本社文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

九重の雲 闘将 桐野利秋 実業之日本社文庫

東郷隆(著者)

追加する に追加する

九重の雲 闘将 桐野利秋 実業之日本社文庫

定価 ¥997

220 定価より777円(77%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2014/08/01
JAN 9784408551814

九重の雲 闘将 桐野利秋

¥220

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/08/26

本作の題名である『九重の雲』…「九重の雲をはらいてやがてまた はれし都の月を見るべき」という、中村半次郎こと桐野利秋が慶応3年11月11日に詠んだとされる歌から取ったのであろう。苦難を潜り抜け、明日の展望が開けたというような、故郷での極貧を脱け出して京で活動した日々を想い起こしな...

本作の題名である『九重の雲』…「九重の雲をはらいてやがてまた はれし都の月を見るべき」という、中村半次郎こと桐野利秋が慶応3年11月11日に詠んだとされる歌から取ったのであろう。苦難を潜り抜け、明日の展望が開けたというような、故郷での極貧を脱け出して京で活動した日々を想い起こしながら、討幕の密勅を受けて更なる前進を思うというような状況の歌かもしれないが…何か彼の人生を象徴するかのような歌だ…自らの性分と、刻苦勉励して磨いた剣技と、可能な範囲で書見して学んだことを活かしながら、“九重の雲”のような眼前の苦難や時代状況を潜り抜けることを繰り返し、やがて月の下で「時代の波涛」に呑み込まれる…何かそういう気がする… 「愛すべき漢」という感もする中村半次郎こと桐野利秋を視点人物に据えながら、「幕末・維新・明治」というモノが「何だったのか?」、または「今日を生きる人達が汲み上げるべき“教訓”は?」を問うような力作に仕上がっている…

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品