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近世雅文壇の研究 光格天皇と賀茂季鷹を中心に
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近世雅文壇の研究 光格天皇と賀茂季鷹を中心に

盛田帝子(著者)

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近世雅文壇の研究 光格天皇と賀茂季鷹を中心に

定価 ¥12,100

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 汲古書院
発売年月日 2013/10/01
JAN 9784762936081

近世雅文壇の研究

¥4,840

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2013/11/25

 江戸時代の和歌世界を光格天皇を中心とする堂上歌人、そして地下歌人の双方の交流を通して解き明かしていく。18~19世紀に天皇を師(宗匠)とした和歌の文壇があり、百人一首なども江戸末期に編成されていたということは驚き。江戸時代において天皇の存在意味がこんなところにあったとは!天明元...

 江戸時代の和歌世界を光格天皇を中心とする堂上歌人、そして地下歌人の双方の交流を通して解き明かしていく。18~19世紀に天皇を師(宗匠)とした和歌の文壇があり、百人一首なども江戸末期に編成されていたということは驚き。江戸時代において天皇の存在意味がこんなところにあったとは!天明元年(1781)に光格即位後初の御会始で光格の和歌を指導してきた後桜町院が読んだという歌「民やすきこの日の本の国のかぜなをただしかれ御代のはつ春」がこれを象徴している。一方、新古今調の歌が多く感じられたことも意外だった。例えば次の歌は正に小倉百人一首「咲そめし尾上の花に高砂のまつの絶間はあらハれにけり」江戸時代は不思議な時代だとつくづく思う。

Posted by ブクログ