音楽誌が書かないJポップ批評(24) 大衆歌としての「中島みゆき」案内 別冊宝島760

芸術・芸能・エンタメ・アート

• 販売会社／発売会社: 宝島社
• 発売年月日: 2003/05/02
• JAN: 9784796632317

商品レビュー

2009/01/10

【目次】
まえがきにかえて　「聖なる歌姫」をより身近で味わうために
女の顔はなぜ変わる　封印された唇の色っぽさ
テーマ別・勝手に『中島みゆきベスト』集！
中島みゆき鳥図鑑　「残酷の女神」が操る虚構のモノガタリ
CDジャケット観光　何人も真似できない，中島みゆきのファンタジー世界
お父さんのための“みゆき流”歌唱講座（あるいは中島みゆき的発声法の研究）
『紅白』黒四ダム・ライブについて，私が想う，2，3の事柄−−。
“アジな発言”中島みゆきスペシャル
COLUMN「1/1」
1）「地上の星」，あの郷愁を誘うグルーブ感の秘密2）“ニューミュージックの時代”を牽引したポプコンと世界歌謡祭3）みゆき唄とナオコ唄4）永遠のコスプレ少女，いや，我が愛おしき女王様5）チャチな反戦シンガーなど……，お呼びでない！？6）「成長神話」に裏切られた人々の夢を紡ぐ，情念の歌姫
アルバム“お蔵出し”レビュー
Part1「遅れてきた“フォークの女王”」の時代（76年〜79年）#1『私の声が聞こえますか』#2『みんな去ってしまった』#3『あ・り・が・と・う』#4『愛していると云ってくれ』#5『親愛なる者へ』#6『おかえりなさい』／Part2「悪女伝説」の時代（80年〜83年）#7『生きていてもいいですか』#8『臨月』#9『寒水魚』#10『予感』／Part3「御乱心の時代」とその終焉（84年〜89年）#11『はじめまして』#12『御色なおし』#13『miss M.』#14『36.5℃』#15『中島みゆき』#16『グッバイ ガール』#16(ｹﾞﾝﾌﾞﾝﾏﾏ)『回帰熱』／Part4ドラマ・タイアップとミリオンヒットの時代（90年〜94年）#18『夜を往け』#19『歌でしか言えない』#20『EAST ASIA』#21『時代ーTime goes around−』#22『LOVE OR NOTHING』／Part5「夜会」とみゆき（95年〜99ねん）#23『10 WINGS』#24『パラダイス・カフェ』#25『わたしの子供になりなさい』#26#27『日−WINGS』『月−WINGS』／Part6「国民的歌手」への道（00年〜）#28『短篇集』#29『心守歌〜こころもり歌』#30『おとぎばなし−Fairy Ring−』
富澤一誠INTERVIEW　「定点観測者」の如き中島みゆきの28年間
「中島みゆき」こそ，天性の恋愛上手なんである！！
カバー人気曲No.1「ファイト！」は中島みゆき以外は歌ってはいけない
メジャーコードの恋哀歌
中島みゆきの“マルチ”レビュー
1）DJとしての「みゆき」2）アイドル歌謡作家としての「みゆき」3）小説家／エッセイストとしての「みゆき」4）女優としての「みゆき」
サウンド解体新書
その1▼“仕掛け人”紳士録／「みゆきサウンド」を彩る男たちその2▼「御乱心の時代」は，“御乱心”に非ず！
中島みゆきという〈母性〉　聴き手をキモチヨクさせる飲み屋のママとして−−。
中島みゆきとドラマ／映画主題歌　“アンチ・トレンディ”と“反骨精神”
「書評でポン」番外編　めぐるめぐるよ，みゆき論はめぐる！（というかめぐって……）
中島みゆきを巡る著名人20人の発言＋1
僭越ながら……みゆき本BOOKレビュー
強靱かつ純粋なアーティスト・エゴの産物としての「夜会」
DVD版『夜会』ちょこっとガイド
『プロジェクトX』×中島みゆき＝？
中島みゆきは，“国民的歌姫”たりえるか？
キーワードで読み解く　中島みゆきの“生々しく，ちょっとオモロい”詞の世界
思想としての「中島みゆき」　「中島みゆき」はカウンターカルチャーではない！
中島みゆき勝手に名曲100選
ベスト盤／ライヴ盤“懇切丁寧”ガイド
平成の歌姫は，「中島みゆき」がお好き！？
時代は回る！ 中島みゆきパーフェクト活動年表
テレビに映った「中島みゆき」
隠れみゆきファンのつぶやき
#1酒飲み歌として聴く「中島みゆき」#2田舎モン（地方出身者）にとっての「中島みゆき」#3「時代」「花」「春夏秋冬」「人にやさしく」の不思議な共通点#4「