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覇王の家(前編)

司馬遼太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1973/10/25
JAN 9784103097211

覇王の家(前編)

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商品レビュー

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2023/01/23

「覇王の家 前編」司馬遼太郎著、新潮社、1973.10.25 294p ¥650 (2023.01.23読了)(2023.01.13借入)(1973.11.20/2刷) NHK大河ドラマ「どうする家康」が始まりました。図書館の蔵書検索で「徳川家康」をキーにして検索してみたらいくつ...

「覇王の家 前編」司馬遼太郎著、新潮社、1973.10.25 294p ¥650 (2023.01.23読了)(2023.01.13借入)(1973.11.20/2刷) NHK大河ドラマ「どうする家康」が始まりました。図書館の蔵書検索で「徳川家康」をキーにして検索してみたらいくつかヒットした中にこの本があったので、借りてきました。 司馬遼太郎さんの本は、結構読んできて、読みなれているのでとっかかりにいいかなと。 第二章が、「三方ヶ原へ」となっていることから推察してもわかるとおり、武田信玄が攻めてくるまでの話は、詳しくありません。今ドラマでやっている桶狭間や、瀬名との話、これから出てくる、一向一揆などの話は、ほとんどありません。 武田勝頼が亡くなり、信長が亡くなり、秀吉が信長の後継者争いに名乗りを上げ、柴田勝家を滅ぼしたところへ、石川数正がお祝いをもっていくところまで書かれています。 【目次】 三河かたぎ 三方ヶ原へ 大潰走 閨閥 遠州二股の話 甲州崩れ 凱風百里 脱出 甲信併呑 初花 ●信長の凱旋(193頁) 時に、野山はあふれるばかりの新緑でみちている。 この季節に多年の宿敵をほろぼして上方へ凱旋する信長の心事の愉しさというのは、想像にあまりある。信長は、武田家をほろぼすことによって中世そのものをほろぼしたといっていいであろう。(室町から安土・桃山にということでしょうか?) ●信長の復讐戦(242頁) 復讐をしなければ、世間への顔が立ちにくいというこまった課題がある。このためせめて復讐に出かけた、という事実だけを家康は作っておかなければならなかった。 ☆関連図書(既読) 「どうする家康(一)」古沢良太作・木俣冬著、NHK出版、2022.12.10 「徳川家康」松本清張著、角川文庫、1964.01.20 「国盗り物語 一」司馬遼太郎著、新潮文庫、1971.11.30 「国盗り物語 二」司馬遼太郎著、新潮文庫、1971.11.30 「国盗り物語 三」司馬遼太郎著、新潮文庫、1971.12.20 「国盗り物語 四」司馬遼太郎著、新潮文庫、1971.12.20 「秀吉 上」堺屋太一著、日本放送出版協会、1995.12.21 「秀吉 中」堺屋太一著、日本放送出版協会、1996.04.30 「秀吉 下」堺屋太一著、日本放送出版協会、1996.10.12 「武田信玄 風の巻」新田次郎著、文春文庫、1975.07.25 「武田信玄 林の巻」新田次郎著、文春文庫、1974.10.25 「武田信玄 火の巻」新田次郎著、文春文庫、1974.11.25 「武田信玄 山の巻」新田次郎著、文春文庫、1974.12.25 (アマゾンより) タヌキ親父か稀代の策士か 徳川三百年の礎を、隷属忍従のうちに築き上げた家康の素顔。 徳川三百年――戦国時代の騒乱を平らげ、長期政権(覇王の家)の礎を隷属忍従と徹底した模倣のうちに築き上げた徳川家康。三河松平家の後継ぎとして生まれながら、隣国今川家の人質となって幼少時を送り、当主になってからは甲斐、相模の脅威に晒されつつ、卓抜した政治力で地歩を固めて行く。おりしも同盟関係にあった信長は、本能寺の変で急逝。秀吉が天下を取ろうとしていた……。

Posted by ブクログ

2022/07/29

 タイトルからはいったい誰の話かは全く分からなかったが、開いてみると徳川家康のことだった。歴史小説風でもあり、また随筆のようでもあり。その雰囲気は「空海の風景」とも似ているが、書き方なのかそれとも題材の違いなのか、それよりはずっと読みやすかった。徳川家康個人の資質についてもふれて...

 タイトルからはいったい誰の話かは全く分からなかったが、開いてみると徳川家康のことだった。歴史小説風でもあり、また随筆のようでもあり。その雰囲気は「空海の風景」とも似ているが、書き方なのかそれとも題材の違いなのか、それよりはずっと読みやすかった。徳川家康個人の資質についてもふれているが、それ以上に三河武士というのがどのような人たちであったのか、ということが中心に描かれている。最終的に天下を獲ったのが、先進的であった尾張の人々ではなくて三河武士だったというのは、この本を読んでいると不思議なことだったように思えてきた。

Posted by ブクログ

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