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猫のいる日々 新装版 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2014/08/01 |
JAN | 9784198938741 |
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猫のいる日々 新装版
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
「沈黙の美しさが感じられるひとならば、猫を愛さぬわけはない。」 一時は、家に15〜6匹も猫がいたという、歴史時代作家・大佛次郎先生の、まるごと一冊、全部猫のエッセイである。 猫は大佛氏にとって、地上で最も高貴な生き物であり、同時に最も身近で日常的な存在でもあった。 昔の埃及(エジ...
「沈黙の美しさが感じられるひとならば、猫を愛さぬわけはない。」 一時は、家に15〜6匹も猫がいたという、歴史時代作家・大佛次郎先生の、まるごと一冊、全部猫のエッセイである。 猫は大佛氏にとって、地上で最も高貴な生き物であり、同時に最も身近で日常的な存在でもあった。 昔の埃及(エジプト)人がどんなに猫を愛していたか、また、ヨーロッパでは「客間の虎」と呼ばれ、サロンの絹椅子の上に長々と寝そべっているが、日本の猫は田舎の囲炉裏端がお似合いである。 猫は大佛氏にとって趣味ではなく、生活になくてはならない優しい伴侶と言う。 戦時中に疎開しなかったのは、「住み込み」の猫のほかに「通い」でご飯だけ食べに来る猫がいたから、彼らが飢えないようにと慮ってのことだったというから頭が下がる。 猫は祟るという化け猫話に関しては反発があったようだ。 エッセイの他に、巻末には猫の出てくる小説と、いくつかの童話も掲載されている。 沈黙の美しさを愛する、猫好きには愛蔵をおすすめする。
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著者、大佛次郎さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 大佛 次郞(おさらぎ じろう、1897年(明治30年)10月9日 - 1973年(昭和48年)4月30日)は、日本の小説家・作家。大仏次郎(新字体)とも書く。神奈川県出...
著者、大佛次郎さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 大佛 次郞(おさらぎ じろう、1897年(明治30年)10月9日 - 1973年(昭和48年)4月30日)は、日本の小説家・作家。大仏次郎(新字体)とも書く。神奈川県出身、本名:野尻 清彦(のじり きよひこ)。『鞍馬天狗』シリーズなど大衆文学の作者として有名な他、歴史小説、現代小説、ノンフィクション、新作歌舞伎や童話などまでを幅広く手がけた。作家の野尻抱影(正英)は兄。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 私の家に住んだ猫の数は五百匹に余る。 黒猫ばかりふえた時代があるかと思うと白猫ばかりの天下があった。両統対立の時代もあった。 仕事に向かうと、極端に無口で怒りっぽくなる心をなごませてくれるのが、猫であった。猫は人間に冷淡なので好きだ ――そう述懐する著者の猫への眼差しは、どこまでも暖かい。 文豪の、猫に関する小説、童話、随筆を集大成した不朽の名編! ---引用終了 著者の友人で猫好きな方として、豊島与志雄さんと木村荘八さんがいます。 生年没年を見ておきます。 ・大佛次郎(1897~1973) ・豊島与志雄(1890~1955) ・木村荘八(1893~1958)
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大佛次郎記念館に先日行ったので。 猫に関するエッセイや短い物語、童話がたくさん詰まった本。 生涯に飼った猫の数500以上はすごすぎる… 私もねこに黙って囲まれながら死にたいなぁ。 猫への深い親愛が感じられた。
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