にっぽんの仏教 にっぽんの仏教、その歴史や教えを、きちんと知っておきたい エイムック2018

哲学・心理学・宗教(その他)

• 販売会社／発売会社: 枻出版社
• 発売年月日: 2010/08/30
• JAN: 9784777917198

商品レビュー

2012/12/06

日本仏教の各宗派のアウトラインがざっと見渡せる本。日本文化の理解にはどうしても日本仏教と各宗派の思想を理解しておかなくてはならないので、こういった本が一冊は手元にあると便利。

2010/11/23

日本の仏教をザックリと説明している本。(写真の多い雑誌？）
私のように仏教をよく知らない人にとってはわかりやすい。

インドで誕生したお釈迦様から始まり、長い歴史をかけ日本に伝わり、日本人の心のよりどころとなっていく日本の仏教の歴史が興味深い。
時には政治の中枢にあり、時には弾圧を受け、時に多くの血を流し、平和な現代の仏教に至るまでの歴史はもっと詳しく知りたくなる。

おそらくもっと沢山あるであろう日本の仏教の中で、平安～鎌倉時代までに誕生し多くの日本人の家の宗教になっている「天台宗」「真言宗」「浄土宗」「浄土真宗」「曹洞宗」「日蓮宗」「黄檗宗」について、お寺や僧侶の写真とともに誕生までの歴史や教義なども説明されている。

あくまでもザックリとした説明なので、もっと詳しく知りたい場合はちゃんとした専門書などのほうがいいのかもしれないけれど、自分の家の宗教とは知り合いの宗教とは？とか、観光地で行ったお寺の宗派はどんな歴史でどんな教えを説いているのだろうということを知っていく上では面白いと思う。

お坊さんのお話は、煩悩や悟り、人の生き方についても宗派ごとに解釈や考え方は違うが、どの宗派のお話も其々が励まされ為になるお話で一貫しているのは「生きる」ということ。
あくまでもザックリとなのでもっと色んな解釈があるのだとは思うが。ザックリと知りたかった私には丁度よかった。

写真も美しく、色んなお寺を巡ってみたくなる。