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デザインマネジメント

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BPマーケティング |
発売年月日 | 2014/07/19 |
JAN | 9784822276294 |


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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
「デザインマネジメント」 1.購読動機 新しい事業を運営するにあたり、事業とは?顧客とは?提供価値とは?の定義を再度認識したうえで展開したかったためです。 ------------ 2.デザインマネジメントのデザインとは? 意匠を指すのでありません。 ひとことでいうならば、なぜ...
「デザインマネジメント」 1.購読動機 新しい事業を運営するにあたり、事業とは?顧客とは?提供価値とは?の定義を再度認識したうえで展開したかったためです。 ------------ 2.デザインマネジメントのデザインとは? 意匠を指すのでありません。 ひとことでいうならば、なぜ? とその実現です。 なぜ、その事業をするの? なぜ、その顧客ゼグメントなの? なぜ、提供価値がそのような様式になるの? この、なぜ? を明文化すること、かつ外部に正確に認知してもらうように、事業を展開することです。 ------------ 3.デザインマネジメントの要素 著書と多少の差異はありますが、3つです。 ①ロジック ②センス ③wow! ------------ これをつなげると以下の文脈となります。 事業のデザインマネジメントとは? ①ロジック 顧客を誰にするのか?なぜそのゼグメントにするのか? 提供価値を何とするのか? の基本を定義すること。 ②センス ①を顧客そして社会に正確に認識してもらうために、自社そして自身の五感を使い、表現すること。 ③wow! 結果として、顧客そして社会の五感を刺激し、wow!の流れを生み出すこと。 ------------ 4.自身に置きかえて 自身の業務の今と未来に置き換えました。 次の一手も、なぜ?の基礎からずれないように展開します。
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筆者はデザインの仕事とは、見えない誰かにラブレターを書くことと似ていると思う。いやデザインに限らず、仕事とはそういうものではないだろうか。 「どうにかして自分の想いを届けたい」 … ここで思うのは、相手と親密なコミュニケーションを図ろうという努力や、目の前の課題に取り組む姿勢...
筆者はデザインの仕事とは、見えない誰かにラブレターを書くことと似ていると思う。いやデザインに限らず、仕事とはそういうものではないだろうか。 「どうにかして自分の想いを届けたい」 … ここで思うのは、相手と親密なコミュニケーションを図ろうという努力や、目の前の課題に取り組む姿勢、目的を達成するための取り組み、成功しなかったときのフィードバックは、本来仕事という場でも純粋な心と行動をもって実践すべきなのではないか、ということ。 ■新しい価値の創造に必要な要素 1.ロジック=本質を見つめ直しリフレームする 2.センス=知覚を統合して知性をもって表現する 3.ラブ=数値化できない人間の本質に迫ること ■デザインマネジメントの役割 1.課題の発見と抽出 2.既存フレームの再構築 3.新たな価値の発明 4.そこに至るための複合的な情報処理 ■デッサンは○○で描け A頭 B腕 C足 D手 E心 →C足 デッサンで重要なのは、描き始める前に多くの情報を取得することだ。そのために自分の五感を研ぎ澄ませて、目の前の現象を作り出す要素について実感を持って確認する。例えば、モチーフの前後関係、質感や色、太陽光なのか人工的な光なのか、光の角度や反射はどうなっているか、影の落ち方はどうか、などである。モチーフの周囲をぐるぐると歩き回りながらその構造を確認したり、モチーフに触れてみて質感を確かめたりするとよいのだ。窓の外を見て太陽の位置や季節によって異なる光の色を感じ取ることもよいだろう。こうして、座った場所から一方向的に見ているだけでは捉えきれない多くの情報が目の前にあることが分かってくる。だから「デッサンがうまい人」とは自らの足で多くの情報を得ようとする「フットワークの良い人」のことなのである。 なぜわざわざデッサンの話を引き合いに出したのか。ここで言いたいのは、何事も一方向から見るのではなく、周辺の環境を含めて、観察し、多角的に考察することがいかに大切かということだ。誰かに教えてもらった情報だけを頼りにするのではなく、自分の目で確認し直観的に捉えることによって、本来やるべきことの輪郭が浮き上がってくるものなのだ。そしてデザイナーはデザインの職種に就く前にその訓練がされている。すなわち多角的に情報を集め、それを再構築することのスキルを身に付けている人たちなのである。 筆者は、企業がどれだけデザインを大切にしているかを知る指標として、組織図を見せてもらうことがある。組織図は企業の理念や方向性をとてもよく表す情報であり、トップの近くにデザインセクションがある場合は経営の中にデザインを必要としているなと感じるし、トップから離れて事業部の末端にある場合は、計画段階ではデザインの視点を取り入れていないのだろうな、と感じる。 あまり知られていないかもしれませんが、宗一郎はデザインとデザイナーをとても大事にしていた。技術者には「技術だけじゃダメだ。デザイナーになれ」とよく言っていました。
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OSOROやNESTAの事例があって、デザイン思考の実際の過程が詳しく書かれていてよかった。 後半のデザインマネジメントやコラムも参考になり、為になる1冊だった
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