祈りの朝 集英社文庫

矢口敦子(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2014/07/18
• JAN: 9784087452150

商品レビュー

2024/09/30

題名と、帯と裏書きを見て何年か前に購入。
移動中に読み始めたが、なんか進まず。私が物理的な事が苦手だからかと思っていましたが、最後まで解らないまま。
感動とかどんでん返しとか衝撃な思いはなく読み終えた。
あの災害が別の世界であった、もしくは喪失感からの脱却の物語だったのだなあと。
なんだかなあと言う思い。
帯や広告に騙された感が。
まあ、経験値が違う読む人によって、この話は違う思いがあるのでは。
私には解らないまま。

災害から目は背けられないから。
別の世界には出来ない。

この本から離れて早く違う本を読みたい

2022/08/08

寝言で別の女性の名前って気になるわ。
直接、本人に聞いてしまいそうだけど、そうするとごまかされそうだし。

2018/12/08

期待外れ!!

裏表紙に「東日本大震災からの再生と家族の希望を描く感涙ミステリー。心揺さぶる衝撃の問題作」
とありますが、全く印象が違います!!
帯やPOPの過剰広告はマーケティング戦略として割り切れますが、裏表紙とこれだけ印象が違うのは哀しい。
そして、その物語の落ちは自分が嫌いなパターン!!

ストーリとしては、高校の物理教師で産休中の主人公が、大学研究職の夫の寝言から浮気を疑い始めます。
研究室の女性ではないかと疑心暗鬼になって、その浮気相手と思われる人物に直接会いに大学に行くと、偶然卒業生と再会。
そして、二人はなんかいい仲になりそう。やばい関係になりそう。
なんだこの展開は（怒）!!
さらに、そんな中、同僚教師が傷害事件に巻き込まれます。
犯人は誰?
さらに、さらに、妊婦を狙うレイプ魔の出現。
さらに、さらに、さらに、後半は、物理学の難しい話やパラレルワールドの話。
などなど、正直はちゃめちゃな展開です。

そして、そのレイプ魔に襲われる主人公。
そのさきどうなる?
っとミステリー色満載ですが、落ちはSF、ファンタジーで終わります。

その落ち至る過程で、東日本大震災が絡んでいますが、絡める必要性がわからない!

ということで、久々にお勧めしない一冊でした。

なんだかなぁ..