ロミオとジュリエット シェイクスピア名作劇場2

斉藤洋(著者), ウィリアム・シェイクスピア, 佐竹美保

• 販売会社／発売会社: あすなろ書房
• 発売年月日: 2014/07/28
• JAN: 9784751527726

商品レビュー

2025/01/09

■評価
★★★✬☆

■感想
◯断片的なシーンは知っていたが、どんな背景があってどんな結末なのか知らずにいたので、それを知ることができてよかった。
◯ロミオとジュリエットの二人の関係だけではなく、家の関係、決闘、結婚契約等、様々な外的要素で燃え上がって悲劇を迎えるのだと、概要が理解できた。

2021/10/08

ロミジュリという言葉を知っていても内容をよく知らなかったので今回読みました。
ジュリエットが13歳で今で言えば中学生１年生の少女であることに、まず驚きました。ロミオが実のところジュリエットと出会う前に別の女性に熱をあげていたことも衝撃的。ましてや二人の結婚までの期間が３か月とか１年とかの期間を経ておらずスピード婚であることには目玉が飛び出してしまいそうになりました。
それにもかかわらず２人の愛の深さ、お家の仲が悪い運命を呪う強さ、それでも人生を共にしようと決意する若さゆえの勢いに圧倒されました。
偶然と偶然が重なりあい最悪の結果を招いてしまった諸行無常さを感じました。
登場人物が二人以外にも多いのですが、皆個性的でキャラが立っていて、わかりやすいところにシェイクスピアのすごさを感じました。
乳母のモレナに一番親近感がわきました。
いつか英語でこちらの作品を読めるように勉強をがんばっていきたいと思います。

2020/12/08

シェイクスピアの作品を40年近く生きていて、ほぼ読んでいなかったことに気付き、この度購入。
所々出て来る台詞が非常にロマンティックで素敵。あとがきを読んで、その理由もなんとなく繋がり、楽しく読めた。他の作品も読んでみよう！