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お金の改革論 講談社学術文庫2245
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2014/07/14 |
| JAN | 9784062922456 |
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お金の改革論
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
原題は「A Tract on Monetary Reform」というもので、「貨幣改革論」などとも訳されているようです。 ケインズ大先生が、かの「雇用・利子および貨幣の一般理論」(The General Theory of Employment, Interest and Mon...
原題は「A Tract on Monetary Reform」というもので、「貨幣改革論」などとも訳されているようです。 ケインズ大先生が、かの「雇用・利子および貨幣の一般理論」(The General Theory of Employment, Interest and Money)を世に送り出したのは1936年ですが、本書はその13年前、第一次大戦後の1923年に発表されました。 当時は、一部の国において戦後の激しいインフレやデフレに悩まされていた時代であり、お金(貨幣)が経済に与える影響について考察する内容です。 特に目を引くのは、やはりインフレとデフレに対する考え方でした。 お金の価値の変動はすなわちインフレかデフレかということで、両方とも良いものではなく、それぞれに困る人たちはいるので、物価は安定するのが当然望ましいが、どっちかと言えばデフレの方が有害ですよね、というのが本書で繰り返される主張です。 デフレ(お金の価値が上がる)は金利生活者にとっては望ましいが、債務者や生産者を苦しめ、生産活動を停滞させてしまう。 一方、インフレ(お金の価値が下がる)は、お金を有する金利生活者には厳しいが、相対的にモノの価値が上がるので、モノを作る生産者にとって望ましく、生産活動が促進される(インフレの限度はあるものの)、ということ。 デフレは経済全体を停滞させてしまう、という一貫したメッセージは、一世紀経ったいまでも大いに価値のあるものだと思います。 ケインズ大先生の著作だけあって、やはり難しい部分は多かった。 金本位制などもはや歴史上の出来事にも紙面が割かれていたため、本書の内容を理解できた、とはとても言えませんが、難しくも面白い一冊でした。 また、山形浩生さんによる巻末の訳者解説は、本書のポイントを押さえていてとても分かりやすく、これだけでも読む価値はあります。 「一般理論」も読みかけで放置しているので、そろそろ再開したいと思います。
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山形の訳のおかげなのだろうか。間宮訳の「一般理論」などと比べて、親しみやすい丁寧な叙述だ、と感じる。ケインズは決して突き放すような冷徹な文章ではなく、わかりやすいように書いているのだと。
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ケインズが語るお金(金融)のあるべき姿 一世紀近くも前に書かれた内容が今でも陳腐になっていないのは、ケインズの先見性が凄いのか、人の営みはそれほど変わることがないからなのか。
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