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カルチャーラジオ 歴史再発見 思想史の中のマルクス(2014年4月~6月) 資本主義はどこへゆくのか NHKシリーズ
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カルチャーラジオ 歴史再発見 思想史の中のマルクス(2014年4月~6月) 資本主義はどこへゆくのか NHKシリーズ

鈴木直(著者)

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カルチャーラジオ 歴史再発見 思想史の中のマルクス(2014年4月~6月) 資本主義はどこへゆくのか NHKシリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2014/03/25
JAN 9784149108735

カルチャーラジオ 歴史再発見 思想史の中のマルクス(2014年4月~6月)

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2021/07/31

NHKカルチャーラジオ 鈴木直 「思想史の中のマルクス」講義録 マルクス思想の変遷をたどった本。エンゲルスらがマルクスの資本主義分析を社会科学の体系化して、労働運動や共産圏のイデオロギー化につながった経緯がよくわかる 著者の提言は マルクスが指摘した資本主義の過酷な現実に対...

NHKカルチャーラジオ 鈴木直 「思想史の中のマルクス」講義録 マルクス思想の変遷をたどった本。エンゲルスらがマルクスの資本主義分析を社会科学の体系化して、労働運動や共産圏のイデオロギー化につながった経緯がよくわかる 著者の提言は マルクスが指摘した資本主義の過酷な現実に対して、ルソーのシトワイヤン(共同意志を形成する政治主体)全員で解決策を話し合おうというもの シトワイヤンは、全員の利益を共同責任で実現する政治共同体の自由で平等な市民であり、ブルジョア(全体意志に従う市民、商工業を通じて富を得た市民)とは異なる概念 主な内容 *マルクスは資本主義をどう見たか *マルクス思想に至る変遷(ロック、ルソー、アダムスミス、ヘーゲル) *エンゲルスらによるマルクス思想の体系化「反デューリング論」 *マルクス=レーニン主義、西欧マルクス主義へ 資本主義の2側面 *格差〜私的所有と市場競争により社会全体の生産力と富を拡大 *自由〜新しい欲望と消費の拡大 マルクスは資本主義をどう見たか *資本主義は自己否定的な歴史過程 *資本を増やすことを目的とした社会体制について、その目的自体に崩壊を招くメカニズムがある *資本主義生産体制は 不均衡の拡大再生産過程〜資本主義自身が壮大なフィクション 資本主義社会とは すべてが商品化され、貨幣を仲介してそれが取引される社会 マルクス思想に至る変遷 1.イギリスのロック 社会契約説 ブルジョアジーの台頭→宗教の権威、世襲政治から脱却 2.フランスのルソー「社会契約論」政治主体のシトワイヤンと経済主体のブルジョアを区別〜シトワイヤンがブルジョアに堕ちていることを指摘 3.アダムスミス「国富論」 商業活動の発展こそ〜多くの人に自由と幸福を与える 4. ヘーゲル〜市民社会と国家を区別 市民社会=葛藤する場 国家=市民社会の葛藤を解決する場 ヘーゲル 人間が制度(客観精神)を形成するプロセス 1.主観的なルールから始まり 2.普遍的な道徳を経て 3.社会のしきたりや法体系からなる秩序(人倫)を作る 1)愛情により結ばれた家族が 2)自己利益を求めて市民社会へ出て 3)競争によって失われた統一を国家の下で回復し、共同体の秩序を完成させる 市場交換が格差を生み出すメカニズム *資本家は労働者の労働力を貨幣を払って購入し、生産させることで 剰余価値を取得する *その剰余価値は 次の生産のための労働力の購入に充てられ、剰余価値の拡大に向けられる *拡大再生産を続けると資本の利潤率は低下し、失業者が増え、周期的に恐慌が起きる エンゲルス「反デューリング論」 マルクス思想を体系化し、労働運動と結びついた *資本主義分析→人間の歴史の発展法則として再解釈 *経済学批判→科学的社会主義へ

Posted by ブクログ

2018/10/13

資本主義の二つの顔 二つの顔をもった市民 乖離し始めた二つの顔 市民社会と国家の分離 マルクスが生きた時代 『資本論』への道 『資本論第一巻』を読む 『資本論』の受容 改良か、革命か 古典的マルクス主義の問題点 マルクスをどう読み直すか なぜもう一度マルクスなのか マルクスの可能...

資本主義の二つの顔 二つの顔をもった市民 乖離し始めた二つの顔 市民社会と国家の分離 マルクスが生きた時代 『資本論』への道 『資本論第一巻』を読む 『資本論』の受容 改良か、革命か 古典的マルクス主義の問題点 マルクスをどう読み直すか なぜもう一度マルクスなのか マルクスの可能性 著者:鈴木直(1949-、東京、社会思想史)

Posted by ブクログ

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