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なぜ一流ほど歴史を学ぶのか 青春新書INTELLIGENCE
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青春出版社 |
発売年月日 | 2014/07/01 |
JAN | 9784413044288 |
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なぜ一流ほど歴史を学ぶのか
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
自分の歴史観を持つという事は、つくづく重要な事だと感じる。沢山の歴史を書籍で読んできて、学校の授業でも学んだりして、単に過去の出来事として記憶するのと、そこからどの様な教訓を得るか、自分ならどうしたかを考える事は全く違う。多くの書籍を読んでいると、書いた人物、書かれた時代によって...
自分の歴史観を持つという事は、つくづく重要な事だと感じる。沢山の歴史を書籍で読んできて、学校の授業でも学んだりして、単に過去の出来事として記憶するのと、そこからどの様な教訓を得るか、自分ならどうしたかを考える事は全く違う。多くの書籍を読んでいると、書いた人物、書かれた時代によって内容が異なっている事は多くある。時代が進めば新しい発見や説を唱える者も出てくる。何を参考にしたか、見聞きしたかで、だいぶ捉え方も変わっているのがよく分かる。良い例かどうかは判らないが、次々とバージョンアップされる歴史ゲームでは、登場人物(武将)のステータスはコロコロ変わる。新しい文献や大河ドラマの様なものの影響を受ける=ゲーム制作者が新しい事実を知る事で、能力値を変えている様だ。ある特定の人物を見るだけでも、次々と変わっていくのを見て、その理由を調べたり確認するのは楽しい。何より歴史を見るときの大前提に、全てが過去の事であり、時間の経過次第では、事実がどうだったのか「判らない」割合は高くなるはずだ。また、何を成し遂げたかによっても文献の量や質は大きく変わるはずだから、歴史とは想像の世界から抜け出す事はない。あくまで見聞きした人が考える空間だ。 私も学生時代から歴史は好きだし、若い頃は戦国時代を扱ったゲームをよくプレイしたものだ。プレイするのが好きだったのはもちろんだが、その武将の物語を追うのがもっと好きだった。そして読書にものめり込んでいた。 そうして沢山の本を読んできて感じるのは、自分なりの歴史観、まさにそれに尽きる。自分が知る知識の範囲で捉えた人物像と、他者のそれは確実に異なる。頭の中でイメージした風貌、顔立ち、背の高さなどは絶対に異なるはずだ。また、それは前述した様に、自分の中でも変わっていく。この、答えが一つでない所、想像次第でいくらでも膨らませる事ができるのが、歴史の面白さに他ならない。 そして歴史の面白さの一つに、今の時代に照らし合わせる答え合わせができることも挙げられる。筆者は「歴史は繰り返さない」という。これには私の見解は必ずしもそうではなく、勿論、時代や人間や社会が違うので全く同じ事がなくて新しい歴史という事=完全に同じ事の繰り返しではない、というのは間違いない。ただ「似た様な経緯を辿る」事は沢山ある。寧ろ歴史を知れば知るほど、これって、あの時代のこの状況にそっくり、という事の方が多い。その意味で「大枠では繰り返す」というのが私の考えだ。稀に歴史の再現か!と叫びたくなるほどそっくりな出来事だってある。その際も、頭に描いた歴史側が必ずしもそうだったとは言えない事は確かなのだが。 そうして似た様な状況をまるでパズルを解くかの様に当てはめてみて、その後どうなるか予想する、照合するのは歴史の楽しみ方として外せない。これは本書冒頭に書かれている「飛耳長目」にもつながるのではないだろうか。遠く(地理的にも時間的にも)で起きた事を敏感に捉えて、自分(現代のこと、今直面する状況)のこととして考える感覚そのものだ。 これが本書に登場する沢山の一流と呼ばれる人物の、生き方、考え方、行動と結果を見ていく事で、自分の今後の人生の参考にしていく、本書の楽しみ方だと感じる。 だから歴史を読むのをやめられない。
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タイトルの答えはどこにも書いていないような。。。あとまあ「歴史を学ぶ」というよりは、「歴史をちょっと知って、想像でいろいろ楽しみましょう」という内容であるような気がする。
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飛耳長目(ひじちょうもく)/遠くのものをよく聞く耳とよく見る目/学問や事物の観察に鋭く精通していることのたとえ/そのようになるための手段という意味で書物 自身の歴史観を育てる手助け 発想の転換 信長 一所懸命→狭い日本では限界が来る→衣食住に文化的な付加価値 内需だけで高度経...
飛耳長目(ひじちょうもく)/遠くのものをよく聞く耳とよく見る目/学問や事物の観察に鋭く精通していることのたとえ/そのようになるための手段という意味で書物 自身の歴史観を育てる手助け 発想の転換 信長 一所懸命→狭い日本では限界が来る→衣食住に文化的な付加価値 内需だけで高度経済成長 岐阜 岐山=周の武帝が拠点 阜=丘 秀吉 伏見城→江戸時代に桃山城として華やかに→秀吉の時代も桃山文化と命名 1867年11月15日 竜馬と中岡慎太郎暗殺される 中岡は武力討伐派・大政奉還は都合が悪い→振り上げたげんこつをどうしよう! 江戸城無血開城 新政府=西郷 幕府側=勝海舟 山岡鉄太郎(鉄舟)→幕府内で尊王論・変わり者 誕生した天皇政府に忠誠・慶喜の助命 勝海舟・薩摩藩士の益満休之助を軟禁 山岡と益満は政府軍を突っ切る→益満の紹介で山岡は西郷吉之助に会う→旧幕府の降伏条件の協議 二宮金次郎 積小為大(せきしょういだい)/小を積んで大と為す/小さな努力をこつこつと積み上げていけばいずれは大きな収穫や発展に結びつく 山形新聞に連載・上杉鷹山 美濃部都政十二年の総括 何を残して何を捨てるかという基準がその人の歴史観そのもの 秀吉 台風で壊れた清洲城の塀の修理→なぜ急ぐのかを説明=家族も敵に殺される 10グループ、どの人と組むかは自分で相談しろ、一番にできた組には褒美、今夜は酒をご馳走→夜中に職人は仕事開始→翌日完成 「私が直したのではありません。ここにいる職人で一番最初に仕上げた者に褒美をあげてください」→「全員に褒美をあげよう」 長やり→秀吉は3列→銃の三段撃ちのアイディア 二宮金次郎 3度読んでわからない部分は引き裂く→範囲、対象の絞り込み 新井白石 中国の故事・へびにいたずら、小さな傷→成長すると余計目立つ傷 やがて大蛇になるのだから傷は嫌だ →退職後、8代将軍からはひどい目→図書の返上、慕った武士もいなくなる。→現代と同じ 予科練・土浦に配属・若い女性に大人気→敗戦→冷たい視線 ビーチも「日本人入るべからず」 講演先で色紙 恕→孔子 常に相手の立場に立ってものを考えるやさしさと思いやり
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