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絶対に受けたくない無駄な医療
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絶対に受けたくない無駄な医療

室井一辰(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日経BPマーケティング
発売年月日 2014/06/21
JAN 9784822274498

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商品レビュー

3.5

13件のお客様レビュー

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2020/01/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

そもそも医療の「無駄」がどうして生ずるのか、第一部ではその理由が例をひいて述べられている。  単純なものとしては、医療の側からいえば「利益」と「リスク回避」などが挙げられる。より保険の点数を高くするために不要(かもしれない)検査を行なったり、後からのクレームが来ないように「(必要ではないと思われても)念のため」の処置を施したり、など。  しかし患者の側としても、近年問題になっている「延命処置」が必ずしも情愛のみに基づくものではなく、当該患者に支給されている年金や恩給の必要性が陰にあることも否めない、らしい。  あるいは極端な例として医療行為から利益を受ける団体が利益を最大化する目的で「病気を作り出す」disease mongeringという行為なども見られるとのこと。しかしそうやって増大した医療費が、結局そのしわ寄せを「これからの世代」に必要な支出までをも圧迫することにつながる。あるいは健全なあるべき医療に対しても。  そういう状況を危惧した医師たちが唱えたのがEvicence based medicine(証拠に基づく医療)であり、その理念のもとに作り出されたのがChoosing Wiselyというサイトである。本書は2014年にこのサイトを元に著されたものなのだけど、今(2020年)見たら日本でも同様なサイトができていた(https://choosingwisely.jp)。おまけに本部はご近所ではないの。ははは。  それはともかく、第二部は実際に「無駄な医療(検査)」などが疾患別に詳細な理由とともに100件挙げられている。必ずしも誰もがかかる疾患ばかりではないけれど、周囲を見渡せば該当する人がほぼ確実に思い当たるようなものばかり。果たしてその人の受けた治療/検査が妥当なものだったかしらん?????  とは言っても、現状でこの一覧を見たところで、正面切って医師/病院に「そんなもん要らねえよ」と啖呵を切れる人はそう多くないと思う。いや、啖呵じゃなくっても。第三部では、その理由が述べられているのだけれど、そこにもやはり医療側と患者側のそれぞれの理由がある。患者側としては、なんと言っても「国民皆保険制度」の下、USAと比べると医療費が段違いに安く、医療費の「無駄」に対する切迫感の度合いが異なる。医療側にしても「できることなら(要不要にかかわらず)何でもやって」くれることが患者の要求に応えること、という発想がある。  しかし、ネットによって患者の持つ情報量は20世紀より数十倍(以上?)も増えているし、患者の経験談などを扱ったブログも数えきれないほどある。妥当な医療/治療な何なのか、患者側の体勢が大きくなるのに対し、医師の説明力はさほど上がっていない。この落差をどうするか、「医療側が十分な説明を行なって、患者も納得できるような合致点」に基づいた医療が今後どんどん要求されるようになっていくだろう、というのが筆者の読み。Choosing Wisely Japanの発足はそれに対する答えのひとつかもしれない。

Posted by ブクログ

2019/06/18

アスペルガー症候群はもう存在しない。自閉スペクトラム症と統合された。 安易にPSA検査をしない。有害性が大きい。余命10年以内なら不要。 前立腺がんに陽子線治療を行わない。治療費が高い。 早期の乳がんは骨への転移検査をしない。検査による放射線の危険。 65歳以上は子宮頸がんの...

アスペルガー症候群はもう存在しない。自閉スペクトラム症と統合された。 安易にPSA検査をしない。有害性が大きい。余命10年以内なら不要。 前立腺がんに陽子線治療を行わない。治療費が高い。 早期の乳がんは骨への転移検査をしない。検査による放射線の危険。 65歳以上は子宮頸がんの検診は不要。 大腸がんは10年に一回の検査でよい。 PETCT検査は無用な放射線被ばくの可能性がある。 腰痛は6週間以内はMRI検査不要。 腰痛に休養は不要。 グルコサミンやコンドロイチンは効果がない。 認知症のコリンエステラーゼ阻害薬をむやみに取らない。 じんましんの診断は不要。明確な検査法がない。 急性副鼻腔炎はウイルス感染で抗菌薬は不要。自然に治る。

Posted by ブクログ

2019/05/21

100もの検査や治療行為について、こういう場合は無駄だ、という指摘をしている。内容は、たぶん、まとも。実用性は、どうかな?

Posted by ブクログ

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