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音大生・音楽家のための英語でステップアップ 音楽留学で役立つ英会話50シーン
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音大生・音楽家のための英語でステップアップ 音楽留学で役立つ英会話50シーン

久保田慶一(著者), 大類朋美(著者)

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音大生・音楽家のための英語でステップアップ 音楽留学で役立つ英会話50シーン

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 スタイルノート
発売年月日 2014/05/01
JAN 9784799801253

音大生・音楽家のための英語でステップアップ

¥770

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2021/09/05

 日本の音楽大学を卒業したピアノ専攻のエミが、半年間アメリカの音楽学校に留学し、仲間と出会い、音楽家としてのキャリア形成のヒントを得て帰国する、という話。全部で10章、50のシーンに分かれて、左が英語、右が日本語の会話文が展開されている。面白いのは、11ページの1ページに最初から...

 日本の音楽大学を卒業したピアノ専攻のエミが、半年間アメリカの音楽学校に留学し、仲間と出会い、音楽家としてのキャリア形成のヒントを得て帰国する、という話。全部で10章、50のシーンに分かれて、左が英語、右が日本語の会話文が展開されている。面白いのは、11ページの1ページに最初から最後までストーリーのあらすじが全部書いてあって、そこでネタバレもしているということ。つまり、ストーリーの面白さを味わうことが趣旨の本ではなく、音楽に関する英語表現に少し慣れること、音楽学校に留学したら留学生はどんなことをやらないといけないかということ、そして最も重要なのは音楽家として社会とどう関り、社会に何を貢献し、how to make a living while pursuing your deepest artistic goals (p.246)ということを伝えるための本、という趣旨が分かった。  音楽学校に留学してやることとか、音楽家としてのキャリア形成のプロセスとか考えたこともなかったので、英語そのものよりはそういうところを知るのが面白かった。  エミは英語で音楽について話すのは初めて、と言っておきながら、最初のバーマン先生との初回レッスンで急に「最初の8小節でト長調に終止し、続いて16小節目で半終止しています。」(p.31)というような英語を次々にペラペラ喋り出すというのが面白い。あとはグローバルとか言っておきながらアジアを前面に出すというのはいいのだろうかとか、最後は話が急展開しすぎるとか、程良いツッコミところが用意されているのが良かった。ただ昨日読み終わった安藤貞雄の『英語の前置詞』程ではないけど、それなりに誤植があるのがどうしても気になってしまう。「改訂版」が出ているらしいので、修正されているのだろうか。  それにしても、「4分の4拍子」とか「第3小節の2分音符でペダルを踏んで音を伸ばす」とか、音楽用語も勉強になったけど、それ以前にその用語を勉強しないといけないということとが改めて分かったのと、音楽用語以外にも英語の言い回しとして色々勉強できたところもあり、良かった。割とすぐに読めてしまう本。(21/09/05)

Posted by ブクログ

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