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恵恵 日中の海を越えた愛
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恵恵 日中の海を越えた愛

恵恵(著者), 岡崎健太(著者), 付楠(著者), 泉京鹿(訳者)

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恵恵 日中の海を越えた愛

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/06/21
JAN 9784163900735

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商品レビュー

2.5

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2017/05/17

ゼミで福島香織さんの『本当は日本が大好きな中国人』を読んでいたらこの恵恵フイフイと健太くんの「愛と死を見つめて」の話がでてきたので原著を読んだ。フィフィは日本の関西学院大に留学中に健太くんと知り合い、恋いに落ち婚約までいくが、まもなく、自分が乳がんに犯されていることを知る。すると...

ゼミで福島香織さんの『本当は日本が大好きな中国人』を読んでいたらこの恵恵フイフイと健太くんの「愛と死を見つめて」の話がでてきたので原著を読んだ。フィフィは日本の関西学院大に留学中に健太くんと知り合い、恋いに落ち婚約までいくが、まもなく、自分が乳がんに犯されていることを知る。すると健太くんはフィフィと結婚し、仕事をやめ北京へ行っていっしょに暮らそうという。その後2人は結婚式を挙げるが、病気はすすみ、フィフィは何度も抗がん剤治療のあととうとう帰らぬ人となってしまう。本書はそのフィフィを側で見つめた健太くんとフィフィ、フィフィの母親の手記を合わせて編集したもので、三者の心の動きがよくわかるようになっている。これを読んでどう思うか。中国人は健太の純愛に感動したという。というのは、中国人ならほとんどの人が彼女を捨ててしまうからだという。だから、健太くんの献身的な介護は中国人の心を打ち、立派な日本人像を中国人社会に打ち立ててくれた。これはこれで立派なことだ。ただ、最初の段階での健太くんは自分の考えがきちんと決まっていたわけではない。そこでリードしたのはフィフィである。これは中国人女性の積極性をものがたる。フィフィは健太と北京で暮らし始めてからも積極的に仕事をし、最後は2人でカレー屋さんまでつくってしまう。この起業精神は中国人らしい。また、本書では健太くんの介護よりもフィフィの両親の介護、愛情のかけ方がすさまじい。フィフィがガンとわかったあと、母親などはお前といっしょに死ぬとまで言うほどである。これも中国人らしい。健太くんと健太君の両親との関係はもともと淡泊だったが、フィフィの親と接するうち、その関係もだんだん変化していく。フィフィは抗がん剤治療のクールをなんども経験することになるが、これはすさまじい。最後は怪しげな漢方医にすがることになるが、最初に見限ったのはフィフィだった。本当にこれだけの治療が必要だったか。近藤誠さんが聞いたら驚くことばかりだ。2人は最後の時間をもっと静かに過ごすことができなかったのだろうか。

Posted by ブクログ

2015/04/11

2004年に反日の風が吹き荒れた中国から関学へ来た留学生・恵恵と日本人・健太との出会いと愛。二人があまりにも理想的なカップルで本当か!と思ってしまうほど。恵恵の7年の闘病、そして死を共に乗り越えていった岡崎氏には敬意を表する。そして二人の日中の両親も深い信頼に包まれていたことが分...

2004年に反日の風が吹き荒れた中国から関学へ来た留学生・恵恵と日本人・健太との出会いと愛。二人があまりにも理想的なカップルで本当か!と思ってしまうほど。恵恵の7年の闘病、そして死を共に乗り越えていった岡崎氏には敬意を表する。そして二人の日中の両親も深い信頼に包まれていたことが分かる。恵恵が健太に向かって「言いたいことがあったら絶対に言葉でそれを相手に伝えないといけない」との全身全霊で付き合うという姿勢には中国人らしさを感じた。日本人に欠けているところだと思った。恵恵の母・付南が日本人の友人たちを誉める言葉が感動的である。関学のキャンパスを訪ねた際の優美なキャンパスをという表現が優しい。二人が苦難の末、2年後に結婚式を上げた際の、付南の「心の中に温かいものがゆっくりあふれだしてくるのを感じた」との表現も美しい。死を直前にした娘の箏の演奏から、林黛玉の「葬花詞」を思い出す・・・。文学的な才能がある母娘と健太の三人の文章が悲しく、美しい。

Posted by ブクログ

2014/09/09

【あの日、私を見つけてくれてありがとう】結婚を誓い合った健太と恵恵。だが彼女は乳ガンに。日中がもっとも厳しかった7年間、懸命に生きた二人とその家族、真実の物語。

Posted by ブクログ

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