女の子は、明日も。

飛鳥井千砂(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2014/06/26
• JAN: 9784344025929

商品レビュー

2024/10/03

キャラクターの描かれ方がそれぞれ良かったです。もちろん、彼女達の旦那さん達も素敵でした。
読みやすかったし、あるある‼️って共感できるところがいっぱいでした。読後感も良かったし、視野も広がった気がします。

2024/09/27

悠希ほどではないけど
私も頭をかちゃかちゃ
させてる。

今日はあれやってこれ
やってあれのついでに
あいつもやっつけてと。

日々タスクに追われる
この感覚に酔い止めは
必要かしら？

仁美ほどではないけど
どこか抜けてて優しい
男性に惹かれる。

はじめは抜けてるけど
優しいと思ってたのが、

つき合いが長くなると
優しいけど抜けてるに
変わるのもわかる！

関係が深まるなかでの
微妙な変化を捉えてる
♪

満里子ほどでないけど
同性から嫌われてきた
覚えあり。

お高くとまってるとか
男性に媚びてるなんて
陰口を叩かれたりして。

そ、女性の好き嫌いは
宇宙の仕組みがごとく
理解しがたし、なんて。

理央ほどではないけど
ときどき感受性が豊か
なんて言われたりする。

それはつまり冷静さを
欠いたり良い事ばかり
じゃないと理解してる。

それでもいいと思える
ようになったのはつい
最近。

いつも冷静でありたい
けど揺れ動く心に掻き
乱されてこそ樂しけれ
─

女性ならではの微妙な
感情のやり取りが丁寧
に描かれてて共感過多。

登場人物のそれぞれが
それぞれの悩みの先に
マイウェイを見つける。

読後は前向きな気持ち
になれます♡

2024/04/09

短編小説。
数年ぶりに再会した女の子4人の話。高校からずっと一緒で〜とか、学生時代の仲良しグループで〜とかではなく、それぞれ挨拶程度ではあったけど大人になってから何度か集まるようになったっていう、一番現実味のある関係性がとても良かった。私がいま仲良しの友達も、学生時代にずっとつるんでたわけじゃない。そういう友達の方が、色々相談しやすかったりする。