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ファスト&スロー(下) あなたの意思はどのように決まるか? ハヤカワ文庫NF
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2014/06/20 |
| JAN | 9784150504113 |

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ファスト&スロー(下)
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商品レビュー
4.2
92件のお客様レビュー
少しずつ読み進めていた行動経済学本。今回はタイトルのファスト&スローの話だけでなく、広い範囲での行動経済学の話が多かった印象。 死亡前死因分析という考え方が面白かった。重要な計画の決定の前に、それが失敗したことを想像するというものらしい。自信過剰からくる楽観主義の対策となるらし...
少しずつ読み進めていた行動経済学本。今回はタイトルのファスト&スローの話だけでなく、広い範囲での行動経済学の話が多かった印象。 死亡前死因分析という考え方が面白かった。重要な計画の決定の前に、それが失敗したことを想像するというものらしい。自信過剰からくる楽観主義の対策となるらしい。けど、本当の楽観主義なら「失敗しないからそんなこと考えても意味ない」と思いそうな気がする。 「確実に900ドルもらえる。または90%の確率で1000ドルもらえる」なら前者を選ぶけど、「確実に900ドル失う。または90%の確率で1000ドルを失う」なら後者を選ぶ人が多いという話も面白い。ただ、自分なら同じように選ぶかというと、日によって変わりそうな気がする。ぱっと選べない。 保有効果というのはよく聞くし、自分自身にあてはめてもよくわかる。なお、トレーダーと呼ばれる人には、保有効果はあまり見受けられないらしい。トレーダーみたに考えられるようになりたい。 めったにない出来事を過大評価してしまうというのは、確かにあるのだろうなと思う。最近のニュースを見た同僚が、「出張で行かなきゃいけないけど、熊がでるから行きたくない」なんて言ってるけど、さすがに確率低いだろうと思ったりする(山の中に入るわけでもないし)。 感情フレーミングの話は、同じ話でも伝え方がいかに大事かということがよく分かった。相手がどう感じるかを考えて、説明できるようになりたい。 いろいろ書いてあったけど、人間そうそう経済合理的に動けるものじゃないのだろうなと思った。なお、経済合理的に動ける人間像のことをエコン類というらしい(そんな人はいないという意味で名付けたそう) AIならエコン類になるんじゃないかと思うこともあるけど、どうなんだろう。最近の生成AIは、行動経済学と同じような言動をしてしまっている気もする。
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人間がどのように考え、どのように判断を誤るのかを明らかにした本。本書では、人の思考には二つの仕組みがあると説明される。一つは直感的で素早く、自動的に働く「ファストな思考」であり、もう一つは論理的で慎重、努力を必要とする「スローな思考」である。私たちは日常生活のほとんどをファストな...
人間がどのように考え、どのように判断を誤るのかを明らかにした本。本書では、人の思考には二つの仕組みがあると説明される。一つは直感的で素早く、自動的に働く「ファストな思考」であり、もう一つは論理的で慎重、努力を必要とする「スローな思考」である。私たちは日常生活のほとんどをファストな思考に頼っており、その結果として無意識のうちに多くの判断ミスを犯している。 ファストな思考は効率的で便利だが、しばしば偏りを生む。最初に提示された数字に影響されるアンカリングや、思い出しやすい情報を過大評価してしまう傾向などは、その代表例である。これらの認知バイアスは、自分では冷静に考えているつもりでも、実際には感情や直感に左右されていることを示している。本書は、人間が決して完全に合理的な存在ではないことを、数多くの実験や事例を通して説得力をもって示している。 また、本書で重要な概念として、人は利益よりも損失を強く嫌うという性質が紹介される。同じ金額であっても、得をする喜びより失う苦痛の方が大きく感じられるため、人は必ずしも合理的な選択をしない。この特徴は、経済行動だけでなく、日常の選択や人生の決断にも深く関わっている。 「人は間違える存在である」という前提に立つことの重要性。自分の判断を過信せず、直感が働いている場面こそ一度立ち止まり、スローな思考を意識することが必要だと気づかされた。直感を否定するのではなく、その限界を理解した上で賢く付き合う姿勢を教えてくれる一冊。
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数々の著名なエピソードに加え、立場の異なる研究者が対立点を明確にしたうえで共同研究を行う「敵対的協働」についても述べられている。理想的ではあるが、実践するのは容易ではない。 晩年のキリングスワースとの共同分析も、この姿勢の延長と見ることはできるのだろうか。そうした数々の実績に「...
数々の著名なエピソードに加え、立場の異なる研究者が対立点を明確にしたうえで共同研究を行う「敵対的協働」についても述べられている。理想的ではあるが、実践するのは容易ではない。 晩年のキリングスワースとの共同分析も、この姿勢の延長と見ることはできるのだろうか。そうした数々の実績に「器の大きさ」を感じてしまうわけだが、これもハロー効果の影響と言えるのかな?
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