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火曜日の手紙
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2014/06/01 |
JAN | 9784152094636 |
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火曜日の手紙
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この終わり方は賛否両論あるだろうが、私はこの終わり方にガツンときた 生まれてくる子は、男の子ならルイ、女の子ならルイーズがいいなw それにしても、マダム・メルローは、いつの間にピアノの先生になれるほどの技量を身に付けたんだろう 女流作家による女性読者にしかわかり得ない本だと思った こんな読み応えのある本に出会えて幸せだ 1975年、パリ。母の葬儀を終えたカミーユに差出人のない手紙が届く。そこに書かれていたのは、数十年前の愛と憎悪の謎めいた物語だった。 フランスで五つの文学賞を受賞し、40万部を突破したベストセラー 25か国語に翻訳 今作がデビュー作 P137 ❝人生においては、常に視点を変えてみるといい。意見ではなくて、物の見方を変えるということだ。❞<カミーユ> P256 ❝そう、夫に裏切られた女は母親になるしかないの。❞<エリザベート> P307 ❝心理操作はひとつの武器なの。他の武器より誤る確率が低いわけでも高いわけでもない。ただ唯一、完全犯罪を実行できる武器であることは間違いない。❞<エリザベート>
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オチが気になって途中飛ばしながら読んだ。まさかのオチだけど、どこに伏線があったのかわからなかった。 不妊の女性の辛さが描かれているけど、子持ちの作家がかくと、なんか違うよなぁと思ってしまう。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「弱き者よ、汝の名は女なり」というハムレットの台詞は嘘だ。少なくともこの小説で弱いのは男だ。ルイ然り、ポール然り。手に入らない、或いは失った愛を夢見るばかり。引き換え女は、アニーにしろ、M夫人にしろ、カミーユにしろ、欲しいもの、愛するものを手に入れ、守るためにはどんなことでもする。 ミステリではないけれど、伏線はしっかりと引かれ、その回収も見事。
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