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生命誌とは何か 講談社学術文庫2240
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生命誌とは何か 講談社学術文庫2240

中村桂子(著者)

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生命誌とは何か 講談社学術文庫2240

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2014/06/12
JAN 9784062922401

生命誌とは何か

¥770

商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/05/11

「アリとフクロウとサクラを一列に並べてどちらが進歩しているか、優れているかと順位をつけようとしても無理です。それぞれに特徴がある『多様さ』こそ生きものの神髄です。」(30-31頁) 著者が発したこの言葉をネットで見かけて、興味を持った為、本書を手に取りました。 科学的視点から...

「アリとフクロウとサクラを一列に並べてどちらが進歩しているか、優れているかと順位をつけようとしても無理です。それぞれに特徴がある『多様さ』こそ生きものの神髄です。」(30-31頁) 著者が発したこの言葉をネットで見かけて、興味を持った為、本書を手に取りました。 科学的視点から生き物全ての関係と歴史を読み取ることを「生命誌」と呼び、その内容を説明しています。生物について、このレベルでしっかり勉強するのは高校の授業以来(しかも、その時は真面目に聞いていなかった)ので、とても興味深かったです。 •多様だが共通、共通だが多様 •安定だが変化し、変化するが安定 •巧妙、精密だが遊びがある •偶然が必然となり、必然の中に偶然がある •合理的だがムダがある •精巧なプランが積み上げ方式でつくられる •正常と異常に明確な境はない 一見、禅問答の様にも見える、これらの生物の特徴は、そのまま、組織づくりや人生の指針に使えそうな程、奥深いです。生命の構造や歴史を知ることは、単に実用的な技術の発展に貢献することのみならず、価値観の形成に大きく役立つのだと知り、目が覚める思いでした。

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2021/11/14

著者の提唱する「生命誌」という考え方を説いた本。科学に よって得ることのできる生命共通の知識を大事にしながら、 個体や種、生命全体の多様性を大事にし、その歴史物語を 読み解いていく。もとは2000年刊行という20年も前の本 なのだが、今読んでも古さを感じないのは当時の著者の慧眼 ...

著者の提唱する「生命誌」という考え方を説いた本。科学に よって得ることのできる生命共通の知識を大事にしながら、 個体や種、生命全体の多様性を大事にし、その歴史物語を 読み解いていく。もとは2000年刊行という20年も前の本 なのだが、今読んでも古さを感じないのは当時の著者の慧眼 を現しているのだろう。細かな説ではなく、考え方だったり 生き方の問題。

Posted by ブクログ

2020/10/05

以前から気にはなっていたけれど、買うまでいかなかった一冊。 今回の旅を歩く中で、自然と手にした本です。(じん)

Posted by ブクログ

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