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アメリカ銃の秘密 角川文庫

エラリー・クイーン(著者), 越前敏弥(訳者), 国弘喜美代(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/06/25
JAN 9784041014547

アメリカ銃の秘密

¥770

商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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2024/01/04

アメリカの作家「エラリー・クイーン」の長篇ミステリ作品『アメリカ銃の秘密(原題:The American Gun Mystery)』を読みました。 先日、「西村京太郎」の『新版 名探偵なんか怖くない』を読んで、久しぶりに往年の名探偵が活躍する作品を読みたくなったんですよね… 「エ...

アメリカの作家「エラリー・クイーン」の長篇ミステリ作品『アメリカ銃の秘密(原題:The American Gun Mystery)』を読みました。 先日、「西村京太郎」の『新版 名探偵なんか怖くない』を読んで、久しぶりに往年の名探偵が活躍する作品を読みたくなったんですよね… 「エラリー・クイーン」の作品を読むのは約1年振りですね。 -----story------------- 刊行再開! 本格ミステリの最高峰、国名シリーズ第6弾! ニューヨークで2万人の大観衆を集めたロデオ・ショー。 その最中にカウボーイの一人が殺された。 衆人環視の中、凶行はどのようにして行われたのか!?  そして再び同じ状況で殺人が起こり……。 ----------------------- 1933年(昭和8年)に刊行された「エラリー・クイーン」のミステリ長篇で国名シリーズの第6作にあたる作品です。 ニューヨークのスポーツの殿堂で、今、ロデオが行なわれていた… 四十人余のカウボーイが拳銃を片手に荒馬をあやつりトラックが駆けめぐる、、、 いっせいに銃声が轟く… その瞬間、先頭にたつ「バック・ホーン」の身体が馬上でぐらりとかしぎ、トラックに滑り落ちた。 「クイーン警視」と「エラリー」は、すぐさま会場を封鎖し、捜査を開始するが、必死の捜索にもかかわらず、凶器の25口径のオートマチック拳銃は発見されなかった… 2万人の大観衆が見守るなかで、犯人はいかにして犯行を成しとげ、凶器を隠しおおせたのか!? そして全く同じ状況で第2の殺人が起こり……!? アメリカ銃の秘密(原題:The American Gun Mystery) 2万人の衆人環視の中で発生した事件… その場に「クイーン警視」と息子の「エラリー」も居たにも関わらず捜査は難航、、、 兇器が25口径のオートマチック拳銃であること、身体の上方30度の角度(馬上に直立していれば観客席の方向)から銃弾を受けていることが判明するが、2万人の観客を含むコロシアムにいた人物から兇器は発見されず、コロシアムの中に隠されてもいなかった… 犯人はどこから銃を撃ったのか、そして兇器はどこに隠したのかが事件の謎の中心になるのですが、まさかそこに人物の入れ替えまで絡んでくるとは。 本作品も読者への挑戦… がありましたが、こりゃ、ちょっとわかんないですよねー でも、読み物としては愉しめました。 以下、主な登場人物です。 「ビル・グラント」  ロデオなど西部劇や乗馬ショーを専門にしている乗馬団の座長。 「ベンジー・ミラー」  顔に傷のある流れ者。フリーの馬乗りで、ロデオ出演者として臨時に雇われる。 「バック・ホーン」  被害者。往年の西部劇のスターだった当日のロデオの主役。 「キット・ホーン」  バックの養女。孤児だがバックから実の娘同然に育てられる。 「カーリー」  ビルの息子。キットと仲が良い。 「ウッディー」  隻腕のロデオスター。 「マラ・ゲイ」  ハリウッドの人気女優。 「トミー・ブラック」  ボクサー。 「ジュリアン・ハンター」  マラの夫。スポーツマンで社交界の花形。 「トニー・マース」  コロシアムの創設者。スポーツ興行主。 「カービー少佐」  退役軍人。ビデオカメラの撮影者。 「プラウティ医師」  ニューヨーク警察の検視官。 「リチャード・クイーン」  ニューヨーク警察の警視。エラリーの父。 「エラリー・クイーン」  名探偵で推理作家。クイーン警視とともにホーン事件を捜査する。

Posted by ブクログ

2023/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エラリー・クイーンの「国名+秘密」シリーズの第6作。これまでの作品と同様、探偵役のエラリーが見ているシーンはほぼすべて読者に共有されており、最後に著者からの挑戦状が挿入されて解決編に至る、という流れ。 舞台はニューヨークだが、メインテーマは西部劇の世界。本物の馬を使ったロデオや西部劇映画のスターが登場するスタジアムで、老練のカウボーイがロデオショーの開幕と同時に銃で殺害される。殺人犯人はもちろんのこと、このカウボーイを殺害した銃すら発見できないまま時は過ぎ、一ヶ月後のロデオショー再開のまさに初日、別のロデオスターが全く同じ場面で殺される。読者は、この2件の殺人事件の「犯人は誰か」「どのように殺したか」「殺害の動機は何か」「2人を銃撃した銃はどこに行ったのか」と言った謎を解くことになる。 注意深く読んでいれば、「犯人は誰か」「どのように殺したか」は、実はそれほど難しくない。「殺害の動機は何か」については、1件目の殺人は薄々分かるものの、2件目はちょっと難しい。「2人を銃撃した銃はどこに行ったのか」については、個人的には「そんなんアリか?」という感じでやや釈然としなかったが、無くはないというトリックなのだろう。 個人的には、このシリーズ内の「ローマ帽子の謎」を超えるほどではないと思うが、面白いことには変わりない。文庫で450ページ超だったが、3日ほどで読了。

Posted by ブクログ

2023/09/13

テンポよくストーリーが展開する。そのテンポが作者の上手いところで、すっかり焦点をずらされている。 一瞬、「フェアじゃいないよね」って思ったのも作者にうまくミスリードされたからなんだね。

Posted by ブクログ

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