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遠野物語拾遺retold
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遠野物語拾遺retold

京極夏彦(著者), 柳田國男(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/06/11
JAN 9784046533012

遠野物語拾遺retold

¥220

商品レビュー

3.6

27件のお客様レビュー

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2022/01/01

京極夏彦による『遠野物語拾遺』の語り直し。 現代でも違和感のない口調に読みやすくされている他、狐、熊、天狗、座敷童子、オシラサマ…など統一感が出るように話数の順番も入れ替えられています。 また、月の満ち欠けに見立てた構成も特徴の一つ。 個人的に、田植えを手伝ってくれる神様たちの話...

京極夏彦による『遠野物語拾遺』の語り直し。 現代でも違和感のない口調に読みやすくされている他、狐、熊、天狗、座敷童子、オシラサマ…など統一感が出るように話数の順番も入れ替えられています。 また、月の満ち欠けに見立てた構成も特徴の一つ。 個人的に、田植えを手伝ってくれる神様たちの話が好きで何度も読み返してしまいます。子供の姿で現れるのも何だかいいなぁ…と思うし、子供と遊んでいるのを邪魔されると祟るのも(恐ろしいけど)好きです。

Posted by ブクログ

2021/10/07

『遠野物語remix』は読んだのでこちらも興味が出て手に取った。 柳田國男の『遠野物語増補版』に付録として掲載されたものを京極夏彦がまとめたもの。なかなか見つけにくいものを現代文にしてまとめてあるので読みやすい。巻頭の遠野地方の地図は、地名をローマ字ではなく日本語にしてほしかった...

『遠野物語remix』は読んだのでこちらも興味が出て手に取った。 柳田國男の『遠野物語増補版』に付録として掲載されたものを京極夏彦がまとめたもの。なかなか見つけにくいものを現代文にしてまとめてあるので読みやすい。巻頭の遠野地方の地図は、地名をローマ字ではなく日本語にしてほしかった。 佐々木喜善はどうやってこんなにたくさん不思議な話を集めたのだろう?祖父の代よりまえから定住しているとは言え、岩手県の一地域でこんなにお話があるものなのか。 「旗屋の縫」という名狩人の話がいくつかあるので気になるキャラクターになった。 二百九十六の薄餅の話は、死んだ妻の肉を餅にして食べてる。二百九十九でも同人物の後日譚の妻の筋肉を食べる話を真似て素麺食べている。死体を食べる男って結構異常な話だけど、年中行事で取り入れるとはどういうこと?遠野の人たちはこの人に倣いたいのかな? 遠野の神さま、火事だと自ら飛び出してくるし、子供と遊ぶの好きみたいだし元気だな。 薄暗いところに安置されるばかりより、子供が乗ったりして遊ぶ方が楽しいのだなあ。 あんまり下世話な話や色っぽい話はないので子供向けなのだろうか。それとも採用しなかっただけなのだろうか。

Posted by ブクログ

2019/07/04

柳田国男の遠野物語拾遺を、京極夏彦が現代語訳し、大まかなジャンルごとに並べ直したもの(のよう)。遠野の人々から聞いた不思議な話、伝承。遠野は今の岩手県。 聞いたことのあるような話から、教訓話、なんとも理不尽な話まで。遠野の人々が、いろいろな昔話と共に生きていたことがわかる。

Posted by ブクログ

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