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ジブリの教科書(16) 借りぐらしのアリエッティ 文春ジブリ文庫

スタジオジブリ(著者), 文春文庫編集部(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/06/10
JAN 9784168120152

ジブリの教科書(16)

¥550

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2020/12/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

ジブリの教科書16 『借りぐらしのアリエッティ』 ナビゲーター・梨木香歩 「ほろびゆくもの」の行方──アリエッティの髪留め Part1 映画『借りぐらしのアリエッティ』誕生 スタジオジブリ物語『借りぐらしのアリエッティ』編 鈴木敏夫 宮崎駿の「経営計画」と麻呂こと米林宏昌の「現実主義」 宮崎 駿 長編アニメーション企画「小さなアリエッティ」80分 Part2 『借りぐらしのアリエッティ』の制作現場 [監督] 米林宏昌「翔から見た世界の違いをうまく絵にできれば面白いものになるんじゃないかと思った」 [作画監督] 賀川 愛・山下明彦「アリエッティと翔の対比は カットによってまちまちなんです。面白ければ厳密じゃなくてもいいやと」 [美術監督] 武重洋二「人間と小人の世界の違いを美術にも反映させました」 [美術監督] 吉田 昇「スケール感と生活感を両立させるのがテーマでした」 Art of Arrietty [映像演出] 奥井 敦「映像をそれらしく見せるための仕込みは相当やらないと 画面は成立しないんです」 [脚本] 丹羽圭子 「宮崎さんは翔の気持ちになりきってセリフを考えていました」 志田未来・神木隆之介スペシャルインタビュー 宮崎 駿 「『床下の小人たち』が時代のヒントになると思った」 アリエッティの世界を体感/種田陽平インタビュー 『借りぐらしのアリエッティ』の秘密 Part3 作品の背景を読み解く ・viewpoint・小林紀晴 目の前の続き、未来の危うさ 松山晋也 「ささやかな物の中に、命や精霊が宿っていると 考える文化」の歌──セシル・コルベルをインタビューして 井村君江 原作で読み解く『アリエッティ』の世界 小林信彦 愛すべき佳作──『借りぐらしのアリエッティ』 大塚英志 『借りぐらしのアリエッティ』解題 出典一覧 映画クレジット 米林宏昌プロフィール ■梨木香歩★。後継者、庭、植物相、は内部から変わりゆく危機に瀕している。借りと狩り。私たちの大多数はハルさん性を有している。ひとにひとを殺させる状況、希少動植物を絶滅に追いやる人類のカリカチュア。見る・見られる。翔はハルさんほどではないが視線は侵入的。サイズの違い……大きな人間が無闇に自然のコンテキストに介入するとちぐはぐになる。魂の交感……翔のエネルギーのなさは、疲れ果て、絶望した「ひと」そのもの。やることなすこと小人を絶滅させる方向に動いてしまう。そこにアリエッティのエネルギーが必要。与えられたものをいかにして生かして使うか。 ■鈴木敏夫。3年計画を言い出したとき、アリエッティと次作で育ったスタッフを、宮さんは最終的には自分の大作に投入したかった。 ■米林インタビュー★。翔が渡す角砂糖は消える、アリエッティが渡すクリップは残る。人間と小人、大きさの違い。アングルが作品のキモ。 ■吉田昇。ニセ窓やガラスのビンになんとか外の光を集めて、鏡やアルミホイルで外光を取り入れているという設定。 ■プロダクションスケッチの幅広さ……決まらなさ。 ■宮崎駿インタビュー★。麻呂はまだ何者にもなっていない。嫌な奴ならやらせないが、いい奴だけでは作れない。 ■井村君江★ The Borrwers。 ■大塚英志。ジブリの次世代の問題。ジブリ的マザコンが吾朗「ゲド戦記」で誤作動を起こし失敗、その反動で「ポニョ」ではグランマンマーレとして迷走、そのバトンを受けたのが米林。実直に、丁寧に、乗り越えた。「ライナスの毛布」がわからの視点。アリエッティは小人物語に疲れた翔にとってのライナスの毛布。旅立つ少女というナウシカとの対比。アリエッティの持参物は当初はピンで、待ち針へ変更。ピンは成熟拒否を、針は成熟を。待ち針でアリエッティはナウシカのようには戦わない。反省するという属性。ポットの昇降機とは別の蔦の道を、アリエッティは使う。手のひらに包むシーン。トーマの心臓→翔もまたアリエッティの成長の供儀になったのではないか。

Posted by ブクログ

2014/09/09

【古い屋敷での、一週間の奇跡】この夏話題の『思い出のマーニー』の米林宏昌監督の初作品を梨木香歩、小林紀晴、志田未来、神木隆之介など豪華執筆陣が読み解く!

Posted by ブクログ

2014/07/07

『借りぐらしのアリエッティ』の教科書。 いきなり16に飛んだのには驚いたけれど、好きな作品だし、『思い出のマーニー』も楽しみだし、読まずにはいられなかった。 米林監督がなかなかすごい方だったことを鈴木プロデューサーの文章で知る。 ジブリの教科書のなかで毎回1番楽しいのは鈴木さん...

『借りぐらしのアリエッティ』の教科書。 いきなり16に飛んだのには驚いたけれど、好きな作品だし、『思い出のマーニー』も楽しみだし、読まずにはいられなかった。 米林監督がなかなかすごい方だったことを鈴木プロデューサーの文章で知る。 ジブリの教科書のなかで毎回1番楽しいのは鈴木さんの書く「汗まみれジブリ史」だ。 今回も米林監督のお人柄を楽しく知ることが出来た。 そして、キャラクターのデザイン画などもたくさん収録されていてそれも嬉しい。 また見たいなぁと思いながら、セシル・コルベルさんの歌集アルバムを聴いた。 曲もいいのだよね。 米林監督の2作目、『思い出のマーニー』もとても楽しみ。 もう今回順番を無視したんだから、早めにマーニーの教科書も出版してほしいな。

Posted by ブクログ

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