さあ、あなたも「世界一住みたい国」で幸せに暮らす計画を立ててみよう！ 人生が100倍豊かになる国際自由人的生き方

藤村正憲(著者)

• 販売会社／発売会社: ゴマブックス
• 発売年月日: 2014/06/02
• JAN: 9784777115884

商品レビュー

2021/05/08

＝＝＝読んだ動機＝＝＝
朝のオンラインもくもく会で、マレーシアの移住について語ってくれた人がいたので少し興味が湧いた。

＝＝＝どの部分を読んだか(理由)・どれくらいで読めたか＝＝＝
ほぼ全部。50分。メモ30分。

＝＝＝どんな読み方がよいか＝＝＝
さーっと流し読み。ブックオフの宅本便を頼んでしまったので、急いで読んだｗ

＝＝＝感想＝＝＝
シンガポールに憧れがありつつ、シンガポールは生活費が高いから、マレーシア側の国境付近ジョホールバルに住もうみたいな話。

税金が安い、家政婦さん雇えたり外食安かったりで家事が楽、安くラグジュアリーに住める、教育のコスパもいい、町きれいとかメリットは分かった。

まあ個人事情的には読む前から思いはじめていたけど、今は、市場価値高めるためにスキル高めたい時期だし、起業してまでやりたいことや子供があるわけでもないし、仕事もプライベートも楽しいし、という感じで、近いうちには移り住む動機がないかも(重税から逃れたいのは山々だけど)。
加えて、本書の中で、ビザの条件も年々厳しくなっているとか、融資が受けられる銀行口座開設の条件である預入金額が年々高まっているとか書かれている。今でさえやや古めの本なので、私が行こうと思う頃には上がりきっていそうなので、どこか行きたくなったら別の国を目指さなきゃいけないかもなと、読んで逆に思った。

＝＝＝興味深かったポイント/メモ＝＝＝
・シンガポールとの国境付近にある、ジョホールバルをオススメしている。理由は次。
┣シンガポールは経済発展していて超魅力的な一方、生活費が日本以上に高い。そこ隣の町に移動する程度のノリで行けるのに、生活費が1/2-1/3で済む。
┗クアラルンプールだと広東語。ジョホールバルだと北京語。学校で中国語を習うと大抵北京語なので混乱する。
・ルックイースト政策で日本フレンドリーな国民性。
・法人税が日本は40%、シンガポールは17%（ん？マレーシアは？）
・定期金利は日本の100倍以上。
・滞在先の種類：アパートメント。サービスアパートメントホテル、コンドミニアム、バンガロー、セミディタッチリンクハウス。
・滞在施設を選ぶポイント：滞在期間、ロケーション、設備
・酒は高い(日本と同じくらい)
・日本の健康保険は海外でも使える(ただ行った先の手術代200万、日本だと同じ手術が20万とかだと、20万分しかカバーされない)。
・MM2Hというビザは10年の長期滞在ビザ。自由に行き来できて、滞在してもしなくてもいい。延長もできる。働くことはできないけど、法人のオーナーにはなれる。経済的に一定水準以上が必要で、条件が50歳を境に分かれる。世界でも珍しいビザ。
・日本の歴史を知っておくと会話の役に立つ。

2015/09/01

①移住するとどんな生活に？
・マレーシアは外食中心

②費用は？
・お手伝いさん　4万円／月　フルタイム運転手　同額
・120-150m^2マンション　12.5万円／月
・インターナショナルスクール　30-50万円／年
・水泳のプライベートレッスン　900円／時間
・定期金利3-3.2％

③気づき
・多民族国家なので、外国人がいて当然の環境
・街がクリーン
・シンガポールは高い（特に住居費）
・日本人に対してフレンドリー
・留学生数↑
・クアラルンプールは広東語、ジョホールバルは北京語
・HSBCで600万円入れるとプレミア口座、そして、MM2Hが手に入る