![わたしたちの島で 岩波少年文庫222](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001716/0017164916LL.jpg)
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わたしたちの島で 岩波少年文庫222
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2014/05/19 |
JAN | 9784001142228 |
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わたしたちの島で
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商品レビュー
4.5
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ドラマの脚本を小説化したものらしい。映画の方も観たい! 「家全体を、まるでひとつの生き物、家族のみんなをだきこんでくれるたよりがいのある、善良であたたかい生き物として、受けとっていた。」 ↑建物にたいする愛着の気持ちがよくわかる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
その島は生きる喜びに満ちている。 父のメルケル、一家の母代わりの長女マーリン、ユーハンとニクラス、そして心優しい末っ子のペッレ。ストックホルムっ子のメルケルソンがウミガラス島に避暑にやってくる。古いが感じのいいスニッケル荘、隣に住むチョルベンとその飼い犬である水夫さん、動物たち。ウミガラス島で出会うすべてがメルケルソン一家を惹きつける。 島の暮らしがいきいきと描かれる。メルケルソン一家が主人公かと思いきや、チョルベンにもかなりのスポットライトが当てられる。この生きるエネルギーに満ちた少女を好きにならずにいられない。時々挟まれるマーリンの日記も魅力的だ。自然と共に生きる喜びが素直に綴られている。ペッレの心の動きは誰もが経験したことのある喜び、悲しみ、怒り、恐れである。動物の命を慈しみ、家族に守られることに満足し、将来を夢見たり不安に思ったりするペッレはとても愛おしい存在である。 ストックホルムの人たちは夏になると島に避暑に行く。夏の太陽の陽射しを求めて北極圏の長い昼間を楽しむ。この物語は明るく読者を照らす光の物語である。このような物語の光をどんどん取り込みたくなる。
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読書家の友人に薦められて。 現実以上に春夏秋冬を楽しめる作品。 同じ地球人なのにスウェーデン人は孤島を買って避暑地にするのが普通だとか、考えるとフラフラする。 夏好きの自分としては、美しい夏の描写が嬉しい。 リンドグレーン作品は「やかまし村」シリーズや「ピッピ」シリーズなどの日常...
読書家の友人に薦められて。 現実以上に春夏秋冬を楽しめる作品。 同じ地球人なのにスウェーデン人は孤島を買って避暑地にするのが普通だとか、考えるとフラフラする。 夏好きの自分としては、美しい夏の描写が嬉しい。 リンドグレーン作品は「やかまし村」シリーズや「ピッピ」シリーズなどの日常を描いた作品と、『はるかな国の兄弟』などの心理描写が多かったり、いきなり日常から非日常にワープするものがあり、後者が好みなのだが、この本は既読のリンドグレーンのどれとも違っていて、楽しく読めた。 水夫さんとペッレが好き。 ムーミンパパ的お父さんメルケルと、ムーミンママ的少女マーリンが古典的。
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