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西洋医が教える、本当は速効で治る漢方 SB新書
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西洋医が教える、本当は速効で治る漢方 SB新書

井齋偉矢(著者)

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西洋医が教える、本当は速効で治る漢方 SB新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 SBクリエイティブ
発売年月日 2014/05/17
JAN 9784797377330

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西洋医が教える、本当は速効で治る漢方

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2019/05/31

ちょっと興味を持ったので手に取ってみた。 漢方に持ってたイメージがちょっと変わる一方で、 「ほんまかいな」という感覚も…まあ普通の反応ですよね(笑)。 要は「ツラい症状から早く脱却したい」が大事なことなので、 選択肢が安全に増えるならいいことだと思います。 鵜呑みにしたり頭でっか...

ちょっと興味を持ったので手に取ってみた。 漢方に持ってたイメージがちょっと変わる一方で、 「ほんまかいな」という感覚も…まあ普通の反応ですよね(笑)。 要は「ツラい症状から早く脱却したい」が大事なことなので、 選択肢が安全に増えるならいいことだと思います。 鵜呑みにしたり頭でっかちになっちゃいけないけど、 自分で情報を得ようとするのも大事だなぁと思いました。

Posted by ブクログ

2016/10/12

抗菌薬は病原菌を殺すだけ。炎症を鎮める力はない。 西洋薬の炎症剤は副腎皮質ホルモンとNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)だけ。 サイエンス漢方処方 漢方は超多成分系薬剤=混ぜると違う効能が出る 急性期に大量投与(2~3倍)それでも中国の処方より少ない。量は厳密でなくてもよい。...

抗菌薬は病原菌を殺すだけ。炎症を鎮める力はない。 西洋薬の炎症剤は副腎皮質ホルモンとNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)だけ。 サイエンス漢方処方 漢方は超多成分系薬剤=混ぜると違う効能が出る 急性期に大量投与(2~3倍)それでも中国の処方より少ない。量は厳密でなくてもよい。 風邪=参蘇飲じんそいん、発熱=桂麻各半湯かいまかくはんとう、極初期=香蘇散こうそさん 打撲=通導散つうどうさん 変形性膝関節症=防巳黄耆湯ぼういおうぎとう=膝のアクアポリンに作用し代謝を促す 花粉症=小青竜湯しょうせいりゅうとう=最初は1日5回。 思いときは越婢加朮湯えっぴかじゅつとう 膝から下のむくみ=猪苓湯ちょれいとうまたは越婢加朮湯(男性はこちら) 咳止め 痰が多い=竹茹温胆湯ちくじょうんたんとう     乾いている咳=滋陰降火湯じいんこうかとう 筋肉痛=麻杏薏甘湯=筋肉の非ステロイド性抗炎症薬 五苓散は様々な救急で使える=悪酔い、二日酔い、飲みすぎたときは寝る前に2包飲む。 めまい=2包。乗り物酔い=乗る前に1包。飛行機の下降時=2包。脳浮腫。 葛根湯は鼻炎の初期、だけ。胸から上の過剰な炎症に使える。喉の炎症にはだめ(咽頭炎には効かない)。筋肉の炎症に効く。 冷え性=当帰芍薬散とうきしゃくやくさん アンチエイジング=不妊症=八味地黄丸はちみじおうがん=40歳過ぎたら生涯一日3包。 「漢方のお医者さん探し」サイト 漢方は食前または食間。西洋薬の食後、は飲み忘れないため。 防風通聖散=ダイエット? 滋養強壮効果=補中益気湯ほちゅうえっきとう 紅参末

Posted by ブクログ

2014/11/03

医療系の本は読みものとして読むか、藁にもすがるかで、全然評価が変わってしまうと思うが、今回はその中間ぐらいという中途半端な状況で読んでみた。 漢方はもともと科学的な薬効を持っていたが、東洋思想が後付けされたために、わかりにくく胡散臭くなった、という。どっきり。僕は東洋思想か...

医療系の本は読みものとして読むか、藁にもすがるかで、全然評価が変わってしまうと思うが、今回はその中間ぐらいという中途半端な状況で読んでみた。 漢方はもともと科学的な薬効を持っていたが、東洋思想が後付けされたために、わかりにくく胡散臭くなった、という。どっきり。僕は東洋思想から漢方に興味を持った(料理→薬膳→中医学というアプローチだけど)ので、この否定には目からうろこである。 漢方は本当は効くのに、材料をケチって少なく出すから効きが悪いのだとか、本来、劇的に効くのだが、そうしないので慢性疾患向けみたいに見えてしまう、とか。 東洋思想を捨て、エビデンスに基づくサイエンス漢方を目指せば進化するのだ、と。 むう…。まあ、東洋思想はいいとして、対処療法的に劇的に症状改善を図る、というのでは西洋医学と変わらないのでは…と思うけど、材料が違うからいいのか。 医食同源、なんていう言葉が好きな僕には、その劇的さは読みものとしては楽しい半面、漢方に期待する楽しさが失われてしまうようで…なんていうことは、藁にもすがる人はいうまい。 まだ、身体の不調よりも読書欲求が勝っている。やっぱり思っていたことがひっくり返される(返されそうとする)のは楽しいね!

Posted by ブクログ

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