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東京湾 海中高校 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/05/15 |
JAN | 9784062777773 |
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商品レビュー
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10件のお客様レビュー
近未来の東京湾海中都市。 SF的青春小説かなと思いつつ読みましたが、そうではあるけれど、ちょとした社会派。 2010年「千葉県立海中高校」改題。 今までも、消滅してきた故郷がある。 それを未来に移し、政治的に作られた都市を再び政治的に消滅させられる少年少女。 その消滅を予測してい...
近未来の東京湾海中都市。 SF的青春小説かなと思いつつ読みましたが、そうではあるけれど、ちょとした社会派。 2010年「千葉県立海中高校」改題。 今までも、消滅してきた故郷がある。 それを未来に移し、政治的に作られた都市を再び政治的に消滅させられる少年少女。 その消滅を予測していた少年が過去を振り返りながら語ります。 海中での日常生活の様子は、近未来的に楽しく読めました。
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自分が生きてきた町が無くなるというのは、どのような感覚なのだろうか。そのような事態に向き合ったことが無いから、本当のところはわからない。 福島の原発事故で今も住み慣れた町に戻れない人たちがいる。 「全世界を本当に幸せにするエネルギーって、ないんですか?」 作中で主人公が問いかける。 先日、消滅可能性自治体というものが発表され、話題になった。 日本の約1800市町村のうち896自治体が2040年までに消滅するというもの。 問題は見なかったことにしようとする日本のこと。「そんな大げさなこと言って~」と結局、何もしない何もできないだろう。 事故でも事件でも天災でもなく、町が消える。 作中ででてくる海底都市に、作者からのメッセージがあるように受け取った。 かつて、東京湾に海底都市がつくられた。 海洋エネルギーと安価なコンクリートからなる人工都市は究極のエコ都市としてもてはやされた。 そこで生まれ育った木口夏波は高校生活を仲間たちと遊び、剣道部で汗を流し、憧れの先輩と付き合い、青春に過ごしていた。 ある日、インターネットから映画館のスケジュールを印刷しようと立ち寄った教室で、何かプログラムを打ち込んでいるメガネの生徒に出会う。 その生徒、牧村光次郎は海底都市の危険性に気が付いていた。 かつて存在し、すべて海底に沈んでしまった町の追憶が語られる。
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故郷が消えて無くなる。真実を知りながらも、それをひた隠しにする大人と社会。第三者に故郷を蹂躙されることへの憤りとどうすることもできないやるせなさ。海の底に沈んだ街と一緒に静かに眠っていたほろ苦い青春の記憶が徐々に蘇っていく。 個人的に自分の故郷と重なる部分が多く、共感する部分も...
故郷が消えて無くなる。真実を知りながらも、それをひた隠しにする大人と社会。第三者に故郷を蹂躙されることへの憤りとどうすることもできないやるせなさ。海の底に沈んだ街と一緒に静かに眠っていたほろ苦い青春の記憶が徐々に蘇っていく。 個人的に自分の故郷と重なる部分が多く、共感する部分も多かった。
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