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レンブラントの帽子
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 夏葉社 |
発売年月日 | 2010/05/25 |
JAN | 9784904816004 |
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レンブラントの帽子
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商品レビュー
3.6
28件のお客様レビュー
表題作 他人から見れば滑稽なほど踏み込んだ脳内会議、逡巡をこれでもかと読まされる。普遍的なバージョンの滝口悠生(?)他人に対する想像力、想像する努力、についての教科書のようでもある。 『引き出しの中の人間』 旅行先で「当事者」になり得るかもしれない緊張感。(主に)ふたりの人間の...
表題作 他人から見れば滑稽なほど踏み込んだ脳内会議、逡巡をこれでもかと読まされる。普遍的なバージョンの滝口悠生(?)他人に対する想像力、想像する努力、についての教科書のようでもある。 『引き出しの中の人間』 旅行先で「当事者」になり得るかもしれない緊張感。(主に)ふたりの人間の熱いやりとりが美しかった。物語の終わらせ方がとっても良いと思った。 イデオロギーやソ連の歴史に明るければ、感じることは倍くらいになりそう。 あとは、ぜひ手に取ってカバーをめくってみてほしいです。
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和田誠さんのイラストはやっぱりよい。 内容はうーん……海外小説はわたしには合わないんだと理解した。もう海外小説を読むことはないでしょう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『古くてあたらしい仕事』(島田潤一郎)で紹介されていた夏葉社の第1冊目の本『レンブラントの帽子』(バーナード・マラマッド)。 これを何故復刊させたかのエピソードをメモし忘れた事はさておき… 思ったのは以下3点! ❶『レンブラントの帽子』ケンカした2人のスレ違いに「モヤッと」からの「ちょいスカッと」。 【仲違いなんて互いに「ごめんね」と一言言えばすぐ終わるのに、意固地になって言わなくて長期間モヤモヤっていう話】を読んで、 「他人目線で見ると以上がわかるんだけど、 いざ当事者になって感情的になると「何でアイツに謝んなきゃいけないワケェ!?」ってなってたりするわ…」と苦笑いしました。 物語だとこんな風に気付けるから面白いし、今回の場合ちょっと恥ずかしい。 ❷ 『引出しの中の人間』国に目をつけられる恐怖 ロシアが舞台の話で、社会主義・民主主義・資本主義など国の構造を意識しました。 これを読んで、「私は【国に目をつけられる恐怖】をニュースやフィクション映画で第三者目線で知った事があるだけ」っていう事がだんだん頭に浮かんできて、 怖くなった。 ただ今は彼らだけでなく、個人がスマホ持ってたり、監視カメラがあらゆるところにある。 無防備だ…。 ❸『わが子に、殺される』親子の悩み 読んだ後は何とも言えず沈黙した。 ーーーーーーーーーーーーーーーー …といろいろ考えました。 【普段目にする事がない事orある事】、【知ってるけどあんまり意識してない事】が本には詰まってるから、 やめられないわ。
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