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約束の道
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2014/05/10 |
JAN | 9784151803512 |
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約束の道
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久しぶりの翻訳小説でゴールドダガー賞受賞作で期待しすぎたかも。ダメな大人たちとしっかり者の少女という好みの設定だったけれど全体的に表面的だったというか小説ではなく放送時間の制約がありあちこちカットされた映画みたいな感じ。設定には裏付けというか経緯説明が足らず取って付けた感じがし、...
久しぶりの翻訳小説でゴールドダガー賞受賞作で期待しすぎたかも。ダメな大人たちとしっかり者の少女という好みの設定だったけれど全体的に表面的だったというか小説ではなく放送時間の制約がありあちこちカットされた映画みたいな感じ。設定には裏付けというか経緯説明が足らず取って付けた感じがし、登場人物もそんな感じでもっと書き込んでくれたら、、、と思いました。惜しい感じ。そしてダメ人間でも愛すべき的な描かれ方をしている父親たちに比べ、母親たちの扱いがひどすぎて残念でした。テーマパークでの意地の悪いティーンエイジャーとの場面は良かったです。
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ひとつの物語を読み終えて、登場人物たちのその後の人生に思いを馳せることは、実は意外と少ない。主人公の男が娘に宛てたメッセージで完結する本作は、決して湧き上がるような感動をもたらすものではないが、親と子の絆の深さがしんみりと染み通り、彼/彼女らの「それから」が心中に去来する。それま...
ひとつの物語を読み終えて、登場人物たちのその後の人生に思いを馳せることは、実は意外と少ない。主人公の男が娘に宛てたメッセージで完結する本作は、決して湧き上がるような感動をもたらすものではないが、親と子の絆の深さがしんみりと染み通り、彼/彼女らの「それから」が心中に去来する。それまでの親子の道程とこれからを象徴する伝言……「塁で待て」という僅かな言葉に込められた思いが、短い旅路で培われた親子の希望の萌芽を表し、ラストシーンの余韻へと繋がっていく。 プロ野球の人気投手であったウェイドは、死球による暴行事件を機に選手生命を絶たれる。自堕落な生活により離婚、幼い娘二人の親権も放棄したが、その三年後に妻が麻薬の過剰摂取により死亡。娘らは施設に送られるが、突然ウェイドが現れて子どもを取り戻そうとする。だが、身勝手にも自分たちを捨て去り、今は泥棒に成り下がり逃亡中であった父親を娘らが受け入れるはずもなかった。 12歳となった長女のイースター、元刑事で子どもらの後見人ブレイディ、ウェイドが奪った金を追いつつ過去の個人的怨恨をはらそうとする小悪党プルーイット。この三者の視点でストーリーが展開していくのだが、あくまでも中心に在るのはウェイドであり、本来の主人公を脇の人物らが語っていく手法が、社会人としても父親としても失格者でありながらも、つい「負けるな」と応援したくなるよう駄目男の造形をさらに深めている。 父親への冷え切った思いが微かな「愛情」へと変わり戸惑うイースターの感情表現も見事。再会直後にウェイドから教わった野球のサインが最終的に「愛する者」を救うことになるエピソードなども素直に巧いと思わせる作品。
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母さんが死に、施設に引き取られたわたしと妹のもとに、三年前に離婚して親権も放棄したウェイドが現われた。母さんからはいつもウェイドは野球に挫折した負け犬だと聞かされていたが、ほんとうはもっとひどかった。ウェイドは泥棒でもあったのだ。すぐに彼と盗んだ金を何者かが追ってくる。やむなくわ...
母さんが死に、施設に引き取られたわたしと妹のもとに、三年前に離婚して親権も放棄したウェイドが現われた。母さんからはいつもウェイドは野球に挫折した負け犬だと聞かされていたが、ほんとうはもっとひどかった。ウェイドは泥棒でもあったのだ。すぐに彼と盗んだ金を何者かが追ってくる。やむなくわたしたちはウェイドとともに旅に出るが…波乱の逃避行の末に父娘の絆は取り戻されるのか?実力派が描く感動の物語。 ソーサとマクワイアのホームラン競争で沸いた年の物語。元刑事のブレイディ・ウェラーの視点がよい。
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