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堕天使は瞑らない 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2014/05/13 |
JAN | 9784334767259 |
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堕天使は瞑らない
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
婚約者にイラマチオさせておいて自分は口淫にも抵抗があるとはなんだ!?ふざけるな!!!!! しゃぶる覚悟がない奴はしゃぶらせるな。 この時点でこの男に対する反感はあったんだよな、私の中に。 やっと幸せになれた茉莉花ちゃんがあんまり可哀想なんじゃねーの。それにあんまり自分勝手なんじゃねえの。この男。なんか気に食わなかったんだよ。なんか気に食わない。 「茉莉花は美人」みたいな内容の文章を抜いたらこの本の分厚さが半分になりそうだ。そのくらい茉莉花の容姿への形容が多い。茉莉花は健気で『概念』な感じで、可愛い。男性の骨格を持ってるはずの茉莉花が体を大胆に出す女装をしてる、というリアリティのなさはまあスルーで。 文体もキャラも薄い。トランスジェンダーの人を描写する解像度とかはまあ時代背景もあるよな〜と思いつつほどほどにスルーしながらも、内容はほとんどバリ島観光なので薄い文体でつい読めてしまうが別にどうといったこともない記述が続く。 最後のネタバラシはちょっとびっくりしたし楽しかった。悪くも良くもない、そこがこの本の悪い点だ。 あえて一つ言うとするなら、セックスの描写がなんか下品で気持ち悪いし恋人へのイラマチオは今すぐやめろ、ってところかな。
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表紙に惹かれ、何か事件が起こるようなミステリーだと思い、途中までそう思って読んだので正直期待外れ。ただマイノリティの人の話としてとても興味深かった。最近では少しずつ認められていく権利だけれども、昭和を謳歌し、男尊女卑を当たり前のように生きてきた人たちにはまだまだ受け入れにくいようで、様々な偏見や苦悩が垣間見れたので読んで良かったと思った。茉莉花のお父さんの行いに涙した。前途多難の二人を応援したいと強く思った。
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バリ島で、挙式するために一組のカップルが出国する。 結婚を機会に、自分を振り返ったり出会いを思い出したりするカップルなんだけど、新婦は男性だった。 ここんと、マイノリティーを主人公にもってきてるのが多いっすね、大石氏。 嗜好がマイノリティーから、存在がマイノリティー...
バリ島で、挙式するために一組のカップルが出国する。 結婚を機会に、自分を振り返ったり出会いを思い出したりするカップルなんだけど、新婦は男性だった。 ここんと、マイノリティーを主人公にもってきてるのが多いっすね、大石氏。 嗜好がマイノリティーから、存在がマイノリティーにシフトしてるのか? まぁ、それでも女性的存在に求める女性らしさが同じなのが、すごいけど。 うむ。 古典的な(?)女性らしさが死滅しつつある今、こういう極端な世界じゃないと、そういうものは存在できなくなっているのかもしれない。 って、妖精かww 物語は、おっと驚く展開になるのだが…。 いや、そもそも男性としてのパスポートしかもってない女性の姿になっている新婦と海外で挙式しようとする男っていうが、間違ってるよな。物事の本質の問題を見抜けない、というか理解できない男だということなんだろう。 でもって、人な結局そういう浅はかさによって転げ落ちてしまうのだろう。 あああ。
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