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電車の中を10倍楽しむ心理学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2014/04/23 |
JAN | 9784594068998 |
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電車の中を10倍楽しむ心理学
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商品レビュー
2.9
11件のお客様レビュー
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【電車に乗ることを遊ぶ】 もし電車で不快を感じているならば、 それを少し解消できるかもしれない本。 でもすし詰め状態の満員電車ではどうしようもなさそう。 電車じゃなくても、他者と公共の場などを共有する際。 飲食店でも、 待合室でも、 イベントなどでも。 ・・・ ・なわばりを大きく張る人。 例えば、乗り合わせた人の会話がうるさいと感じたとき。 その人たちはわりと大きくなわばりを張っているのではないか。 声の大きい人は自分の支配領域を大きくとらえているのか。 そんな場合どうする? まさかの、自ら入り込んでみるという選択を勧めていました。 余裕がないとできることではないかもだけど。 態度のでかい人、荷物を隣の席まで広げている人。 そんななわばり心理を持っているのだろうと考えてみる。 ・没頭する人。 スマホ、音楽、ゲームをしている人は多い。 これは、関係を断ち切る主張としての没頭、という一つの捉え方。 「過剰付加環境への順応」。 「離社会的」な行動という風に書かれていたけれど、これこそソーシャルディスタンスなのでは。当時はなかった言葉だけれども。 パーソナルスペース確保は生理的なもの。個々人によって不快を感じる距離感も違う。 街中の儀礼的無関心について先日読んだものと重なる部分もあると思った。 限られた空間で、自分の心理的パーソナルスペースを確保する戦略としての没頭、無関心、没人格化。 満員電車では人を人と認識していない、という話が養老さんの本であったけれど、 本当に、していたら生きていられない。不思議な世界。 たぶん無関心のレベルでは、一定程度人間として認識しているのかも・・・。 没頭が途切れることがあったら確かにストレスが生まれるだろうし。 ・ファッションチェック というか、衣服や髪、化粧や靴を見る目についても書かれていました。 人の同調行動と、自己顕示欲。 これは人の外見や所有物に対して馴染みのある話だろうと思ったけれど、 もう少し考える材料として、「身体像境界」。 衣服。第二の皮膚としての効果、意識。 人は、服装に合わせて行動するという事実。 制服は人の言動を変えることが実証されている。 人は環境が作る、ともいうけれど、身にまとうものは、いちばん身近な環境でもあるのかもしれない。 髪。顔の額縁としての効果、意識。 後光効果を狙っているのか。 髪を触る癖がある人も多くいるという点で、 自分に触る癖についても書かれていた。 これは、主に不安をなだめるための自己親密行動だ、と。自己愛が強かったりするらしい。 髪を引っ張る行為は叱咤激励、喝を入れている。髪を引き抜く行為は逆に自傷行為であるという。 本当に身体に傷を負わせているもんね。爪をひどく嚙み指を傷つけることも。 化粧。仮面。 社会に対して演じている役割をかぶる、ペルソナ効果。 公的自己意識が高い方は、とくに化粧をする。 電車で化粧をしているということは、周りの人を没人格化しているということ。 痴漢。 没人格化は痴漢に隙を作る。悲しい。 女性をモノとして認知する男性、という研究結果もまた思い出した。 一方、人は、他人でも、顔を知っていると親近感を持つと示されている。 Familiar strangers. 没人格化を破るとは、他者と目を合わせたり、人間として認識しあうということ。 痴漢候補と目を合わせるなんて意味不明だけれど。 電車での人間観察の手法がたくさん学べました。 とにかく大事なのは心の余裕ですね。
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昨今の通勤電車でみる風景や、独特の「殺伐とした」空気がどのようにして生まれているのか、心理学の視点から解説した本です。 なぜ、多くの人が電車内でスマホや読書、音楽などに没頭するのかと言えば、周辺の他者を「没個性化」するため。それは、本来であれば他人には侵入してほしくない「パーソ...
昨今の通勤電車でみる風景や、独特の「殺伐とした」空気がどのようにして生まれているのか、心理学の視点から解説した本です。 なぜ、多くの人が電車内でスマホや読書、音楽などに没頭するのかと言えば、周辺の他者を「没個性化」するため。それは、本来であれば他人には侵入してほしくない「パーソナルスペース」を侵害されなければならない満員の通勤電車というストレスフルな環境に適応するため、自身の縄張りに入ってきた「他人」を「もの」と考えることでストレスを軽減しようとする試みであるそうです。 本書の前半部分は、心理学の知見を実際の電車の風景にあてはめた内容であったので面白く読むことができましたが、後半に進むにつれ、「○○な人は××な性格(あるいはその傾向が強い)」という、いわゆる「血液型診断」の様相となり、些か興ざめしてしまいました。 たしかに、満員電車でストレスを感じさせる「音漏れ」や「足を広げての着座」「荷物の持ち方」…などの”問題行動”をとる人の性格を創造しながら「マン・ウォッチング」することは。感じるストレスを少なくする手段の一つであろうとは思いますが、もう少し理論的・学術的な記述が欲しかった、と思います。 「靴もきれい(きちんとしている)な人は、仕事ができる」と言われても、なんだかなあ、という感じです。
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電車の中は最高の人間観察の場。辛い通勤時間も考え方次第で楽しくなる、という一冊。何気に仕事にも繋がっている。 ・「ファミリアストレンジャー」・・・いざと言う時に頼りになる、見慣れた他人のこと。知らないひとよりも親近感を持ちやすい。 ・禿げてしまう人・・・女性ホルモンが多い方がのびる。活動的で決断力があって人に弱み等見せない男っぽい人。 ・ハードカバー・・・自分の世界を重んじるこだわり派。 ・文庫本・・・実利派で実践派。コンパクトな情報をカバンに入れておく。出世しやすい。 ・ページをめくるのが早いサラサラ派の人は環境に対して柔軟。活動的、好奇心旺盛。出世が早い。 ・電車の中での「ボーブラ」・・・仕事から離れて考え事ができる時間は電車の中。そう言う時間を捻出することは大事。
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