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よくわかる障害学 やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミネルヴァ書房 |
発売年月日 | 2014/04/18 |
JAN | 9784623067947 |
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よくわかる障害学
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「障害学」が何かといえば、障害のある人の当事者視点を起点にして、法制度・環境設備・社会のありようなどを考えていく営みである、ということなのだと理解した。 歴史的に、障害者に対しては、身体障害など見た目にもわかりやすいカテゴリから、知的障害、精神障害などに「障害」のゾーンが広がって...
「障害学」が何かといえば、障害のある人の当事者視点を起点にして、法制度・環境設備・社会のありようなどを考えていく営みである、ということなのだと理解した。 歴史的に、障害者に対しては、身体障害など見た目にもわかりやすいカテゴリから、知的障害、精神障害などに「障害」のゾーンが広がっていったわけだが、健常者と比べて心身の機能として課題がある、という捉え方がなされてきた。 それゆえ個人の問題(インペアメント)として医学的にアプローチするのが主流だったが、第二次世界大戦後、マイノリティの権利擁護などの文脈もあり、社会に関わるにあたって障害(ディスアビリティ)があるという社会モデルが主流となってきた。 障害者福祉も「生命が保全されるように」→「健常者と同じように生活し働けるように」→「社会に参画できるように」→「その人らしくありのままで生きられるように」という流れをたどってきているように思う。 こういった考え方の変化は、当事者視点を起点としており、その当事者視点から考えるということを、歴史や社会の文脈からみていくのが障害学、ということなのだな。 もう少し理解を深めて考えたいところとしては、障害の「普遍モデル」というパラダイム。社会に関わりその人らしく生きることが何らかの要因で阻害されているということを障害と捉えるなら、障害の範囲は今の社会の認識よりより広く、グラデーションのあるものになる。 たとえば高次脳機能障害がある人たちは、従来の障害の定義に含まれず、障害福祉の枠組みで支援を受けづらい、という話があった。これは医ケア児の話と同じ。このように、「定義に入っていない障害」が数多くあるのだろう。 といってもこれが「普遍モデル」の考え方であっているかは、ちとまだわからないので勉強せねばだが。
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福祉用具を作りたいと思っている理系の人にもオススメ。 障がい者福祉職員としてどうあるべきかを深く考えさせられました。
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