
- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
- 1225-10-03
変態王子と笑わない猫。(8) MF文庫J

定価 ¥638
220円 定価より418円(65%)おトク
獲得ポイント2P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
3/17(月)~3/22(土)

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2014/04/25 |
JAN | 9784040663890 |


店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
3/17(月)~3/22(土)
- 書籍
- 文庫
変態王子と笑わない猫。(8)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
変態王子と笑わない猫。(8)
¥220
在庫あり
商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
MF文庫おなじみの話があんまり進まない迷走ライトノベル 多くの読者は初期同様の娯楽としてのそれしか望んでいないが 同じことを繰り返すのにためらい覚える作者だとそれに応えられない 何十巻十年一日に続く週刊少年マンガも異形だが 読者の卒業していく周期にどうしたって追いつけないライトノ...
MF文庫おなじみの話があんまり進まない迷走ライトノベル 多くの読者は初期同様の娯楽としてのそれしか望んでいないが 同じことを繰り返すのにためらい覚える作者だとそれに応えられない 何十巻十年一日に続く週刊少年マンガも異形だが 読者の卒業していく周期にどうしたって追いつけないライトノベルもまた大変である
Posted by
誰かのヒーローであることを願い、「最大多数の最大幸福」を目指して自分を見失っていく横寺陽人の巻。自分のことを後回しにして、誰も彼もを助けようとして、大好きだった陸上を忘れかけて。自分より立派な自分に自分を譲ってこれで良いと思って。やりきれない気持ちになった。そんな横寺に気付き、思...
誰かのヒーローであることを願い、「最大多数の最大幸福」を目指して自分を見失っていく横寺陽人の巻。自分のことを後回しにして、誰も彼もを助けようとして、大好きだった陸上を忘れかけて。自分より立派な自分に自分を譲ってこれで良いと思って。やりきれない気持ちになった。そんな横寺に気付き、思いを伝えてくれた子がいる。そのままの君でいいんだよ、そのままの君がいいんだよと言ってくれる子がいる。なにもしなくていい、なにもかもを救おうとしなくていい、ありのままの君が好きなんだと(そこまで言ってないか)これは前巻までの筒隠月子へのアンチテーゼなのだろうか。無理に変わろうとしなくていい。嫉妬していじわるしてちょっぴり子どもっぽいところもあって無表情だけど感情豊かな君がいいんだ。小豆梓と張り合って大人になろうとしなくていいんだ。そんな君が好きなんだから。 小豆梓が押し出してくる目一杯の大好きと信頼は嬉しいものだけれど、全肯定というのは危ういのでは、と思った。道を外れそうになった時、地獄まで一緒についてきてくれるよりも、目を覚まさせてくれる子の方がきっと尊い。 横寺陽人の家庭環境と子どもの頃が気になる。なぜ一軒家に高校生が一人で済んでいるのか?なぜ両親は電話越しにしか登場しないのか?ほとんど愛情を注いでもらったことがないのでは?横寺陽人を構成する要素が気になる。今まで筒隠家の事情は何度も出てきたけれど、彼が地の文で自らの家庭環境と比べたことは一度もなかったような。 彼女の母親を思い出させるようなラストシーン。鋼鉄さんはいつまでも年上なのだ、という言葉が彼女が年上であることを思い出させて良かった。月子大好きラブリー月子なシスコンで勉強が苦手な面が目立っているが、母亡きあとの筒隠家を長女として守ってきたのは彼女なのだ。このラストシーンから実は嘘でしたみたいな展開にはなって欲しくないが、どう転んでも一筋縄ではいかない気がする。次巻も読む。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
各章サブタイトルがことごとく有名な辞世の句で、しかも四章までは全て自殺前。神曲の地獄篇の引用もあり異様にダークネスな展開を想定するも、最後は結局ハッピーエンド(次巻へのネタフリを除く)。袋小路に陥った主人公が積み上げて行った黒くて陰鬱なものが、張り詰めていた糸がプツンと切れるように瓦解してカタルシスって展開までは完璧だと感じたのだけど、そこから先がご都合主義でちょっと拍子抜け。自己と他者の幸福の天秤の問題について、前巻では非常に大きく扱われたエゴの問題と正反対側、ベンサムの功利主義に基づいた最大多数の最大幸福の中での自己の欠落がメインテーマ。出来ればそれをもう少しシビアに突き詰めて欲しかったけどやっぱりそれはラノベの域を出るのかもしれないのかもなとか。 鋼鉄さん可愛すぎるどうしようって感じだ。最後の不穏な咳は今後の物語の不穏な展開を象徴するものであって決して鋼鉄さんがつかささんと同じ病気にだとかそう言う話ではないと信じたい気持ちしかない。
Posted by