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万葉びとの宴 講談社現代新書2258
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/04/19 |
JAN | 9784062882583 |
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万葉びとの宴
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
万葉集で詠まれた謡を題材に、万葉人の時代の宴を考察。どんな宴があったのか。各々の宴の式次第(宴の型)そこで詠まれる歌の型を考察。著者が体験してきた現代の宴席も踏まえて、万葉びとの心情を思いはかっている。 個人的にはどんな肴をあてにどんな酒を呑んでいたかも気になるところではある。
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宴会、つまり令和出典となった万葉集の梅花の宴にも触れてあるのでこちらも令和ブームの中で取り上げられていた本ですね(発行は2014年でした)。 家持の歌日誌的な部分の意味をあまり考えてなかったけど宮廷社会の儀式や宴などのしきたり、先例を遺しておくことの重要性に気付いたからとあって、...
宴会、つまり令和出典となった万葉集の梅花の宴にも触れてあるのでこちらも令和ブームの中で取り上げられていた本ですね(発行は2014年でした)。 家持の歌日誌的な部分の意味をあまり考えてなかったけど宮廷社会の儀式や宴などのしきたり、先例を遺しておくことの重要性に気付いたからとあって、つまり平安以降に子孫の為に貴族がこぞって日記を遺してるあれか…!と思うと目からウロコ。 この本でこのエピソード好きだな~ってなったのが、平十八年の元正太上天皇天在所での雪掃奉仕と歌群かな雪かき大してしてないよね口実に酒宴ねだったんだろねという解釈がとても好きですね。元正太上天皇と橘諸兄の人徳を感じる。
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万葉集が編纂された時代にも、もちろん様々な宴がありました。本書は「宴」に焦点を当て、当時の宴会芸、ある意味では現在も昔も変わらない、酒席での人々の様子を解き明かしていきます。 新元号の「令和」を引用したとする、梅花の歌三十二首序文はまさしく梅の宴での出来事です。梅の宴に招かれた人...
万葉集が編纂された時代にも、もちろん様々な宴がありました。本書は「宴」に焦点を当て、当時の宴会芸、ある意味では現在も昔も変わらない、酒席での人々の様子を解き明かしていきます。 新元号の「令和」を引用したとする、梅花の歌三十二首序文はまさしく梅の宴での出来事です。梅の宴に招かれた人々が、主催者から庭の梅を題して短歌を作るというお題が序文。そこから、それぞれが作った短歌を披露していくことになります。そこには、知識人ならではの工夫がちりばめられています。 他にも万葉びとの様々な宴を解説する本書、古代の人々に思わず親近感が湧いてくるかもしれません。
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