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ハイジ 完訳版(2) 偕成社文庫3277
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ハイジ 完訳版(2) 偕成社文庫3277

ヨハンナ・シュピリ(著者), 若松宣子(訳者)

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ハイジ 完訳版(2) 偕成社文庫3277

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 偕成社
発売年月日 2014/04/17
JAN 9784036527700

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商品レビュー

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2019/08/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

名作童話を大人になって読むシリーズ 1巻の最後で、頑なだったおじいさんは文字が読めるようになったハイジの聖書からの寓話に心を動かされ、人を受け入れられるようになっていきます。 一方、大事な人を失った悲しみから立ち直れず絶望感で苦しんでいるクラッセン医師がアルプスに行くには体力がおぼつかないクララに変わりハイジの元にやってきます。 彼がアルムの山で生気を取り戻し、クララの山での療養も現実になりました。 クララが立って歩けるようになるくだりは説明の必要は無いと思いますが、日に日に健康を取り戻していく様子に読んでいるこちらもエネルギーが湧いてくるようです。 ペーターの嫉妬心やおばあさんの誤解による悲しみなどもちゃんと回収し、経済的には主にゼーゼマン一家が提供して、最後はなぜかペーターの一家まで将来を約束されて幸せに終わります。 その収め方は信仰による考え方が大きく影響しているのでしょうか、現在の日本では寄付や援助の概念があまりないせいか、スッと入ってきませんでした。 私の心が汚れているのかもしれません。

Posted by ブクログ

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