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自衛隊員が泣いている 壊れゆく“兵士"の命と心
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 花伝社/共栄書房 |
発売年月日 | 2013/07/22 |
JAN | 9784763406705 |
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自衛隊員が泣いている
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商品レビュー
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自衛隊員が泣いている―壊れゆく“兵士”の命と心 単行本 – 2013/7/1 毎年100名近くの自衛隊員が自殺に追い込まれている 2018年9月26日記述 三宅勝久氏による著作。 2013年7月15日初版第1刷発行 ネットニュースサイトMyNewsJapanに連載されたものに加筆・修正したものになる。 概要はMyNewsJapanでも読んでいたけれども 改めて詳細を本書で読むと自衛隊という組織の腐敗ぶりに驚く。 プロローグの護衛艦たちかぜのアンケート隠蔽の事件は自衛隊の闇というNNNドキュメントで放送されたものをまとめた書籍も読んでいたのでより興味深く読めた。 ページ数に制限があるため簡潔になっているのは止む得ないが。 しかし他のどの事件も深掘りしていけばもっと多くの事がまだ語り尽くされていないのではないかという思いがする。 それにしても全国津々浦々でこれだけイジメ、パワハラ、警務隊による人権侵害が起きていることを考えると組織として構造的な問題を自衛隊は抱えていると判断せざるを得ない。 冒頭に自衛隊員の自殺死亡者数が年度ごとに掲載されている。 毎年100名近くの自衛隊員が自殺に追い込まれている。 はっきり言って異常事態ではないか。 記者クラブの問題などもあるのかもしれないが大手メディアはもっと自衛隊の腐敗ぶりを報道するべきであろう。 たちかぜ事件のNNNドキュメントや三宅勝久氏などの 限られたメンバーが孤軍奮闘しているようにしか見えない。 特に警務隊の捜査、取り調べがまさに警察で冤罪事件を数多く生み出したようなもので驚く。 金庫番をしていた若い隊員。 USBメモリをわざと盗んだと疑われた隊員。 徒手格闘という訓練で裁判で提出する資料に平然と事実を違うことを主張する国家 護衛艦たちかぜ、しらゆき共に酷い古参隊員による暴力 取引業者から不当に安い金額で高級車を自称レンタルした幹部 クウェート米軍基地でひき逃げにあった隊員 裏金つくり、カラ出張をしていた昔の実態。 繰り返すが、特定の地域だけの問題ではない。 だからこれは自衛隊の構造的な問題だ。 自衛隊に入ろうという方はぜひ三宅勝久氏の著作に 目を通しておくことを勧めたい。 また現役隊員の方も組織に対してある種の健全な警戒感を常に抱いておくべきであろう。 本書で登場した隊員達は誰も自己責任などでは無い。 これは組織に殺された人々だ。 不当な扱いをつけているなら三宅勝久氏をはじめとするジャーナリストに告発するべきである。 そのような暴力やハラスメントは犯罪以外の何物でもないのだから。
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たちかぜ事件から始まって、いじめや暴力や汚職についての取材結果。 しらゆきの話とか行間からやられてもしょうがない隊員だったのかなって思えるんだが、でも暴力はいかんぞな。警務隊も警察も一緒なんかな、むちゃくちゃ取り調べて自白させる手法とか。
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