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ハリスおばさんパリへ行く 普及版
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 復刊ドットコム |
発売年月日 | 2014/02/01 |
JAN | 9784835450476 |
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ハリスおばさんパリへ行く 普及版
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ある日出会ってしまったドレスに射抜かれ、なんとしてでも手に入れたい、「にあおうとにあうまいと、かまやしないわよ」と言いきるハリスおばさんに、私も射抜かれた。 言葉で論理的に説明することなんでできない、そのドレスへの憧れ、想い。 自分の願いを、自分に実現させてあげるハリスおばさんのそのひたむきな努力。 第二次世界大戦の後で、言葉も通貨も異なり、パスポートも必要で(脱EUでまたパスポート必要になったけど)今ほど海外旅行が気軽にできない時代を思うと、なおのこと胸迫るものがある。 胸踊る展開だっただけに、最後の展開に悲しくなりすぎた。こーゆー、天罰とかゆー考えはもうそぐわないと思うけれど、1950年代が舞台であればさもあらん。 できればそんな結末じゃなかったらいいのにと思うけど、お洋服が好きな人ならきっと突き刺さる、居ても立っても居られない、胸踊る想いに共感しまくる物語でした。
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これの映画が間もなく公開されるということで紹介されていたあらすじが面白そうで、原作を読んでみようと思いました。 読むと映画のあらすじとは少し違うようですが、原作は原作で楽しくてとても心温まるいいお話でした。 児童文学として本になっていますが、大人が読んでも胸に響くことがたくさんあ...
これの映画が間もなく公開されるということで紹介されていたあらすじが面白そうで、原作を読んでみようと思いました。 読むと映画のあらすじとは少し違うようですが、原作は原作で楽しくてとても心温まるいいお話でした。 児童文学として本になっていますが、大人が読んでも胸に響くことがたくさんあります。 私は特にこの物語から「モチベーション」の種となる物のすごさというか、人間いくつになっても何かに心ときめかせ、心躍らされる、そういう存在がもてる、見つけられるということはとても幸運なことだと思いました。 いくつになっても人生楽しめる!楽しもう!
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児童書のコーナーの本ではあるけれど、これは大人が読んで十分面白いし、大人が読むからこその理解を深められるところもあると思いました。 コロナ渦で外出もままならないので、余計に海外ものに惹かれてしまいます。 イギリス在住の、夫に先立たれつましい生活を送っていた掃除婦さんのお話。 ...
児童書のコーナーの本ではあるけれど、これは大人が読んで十分面白いし、大人が読むからこその理解を深められるところもあると思いました。 コロナ渦で外出もままならないので、余計に海外ものに惹かれてしまいます。 イギリス在住の、夫に先立たれつましい生活を送っていた掃除婦さんのお話。 ある日、お得意先のお金持ちの家の掃除をしてクリスチャン・ディオールのドレスを偶然目にしてしまったことから、おばさんのディオールのドレス購入欲に火がつきます。 どうやったらそんな大金を手に入れることが出来るのでしょう。 お金を手に入れるまで、紆余曲折、そしてパリへ飛ぶのです。 ハリスおばさんの存在感、物怖じしない態度、勇気、かつチャーミングな人柄に出会った人たちが次々とおばさんの虜になります。もちろん私もそのひとりです。 これはただ掃除婦のおばさんが、高給ブランドの服を手に入れるためにパリを目指すだけの話ではありません。 子どもだけを読者の対象にしておくにはもったいないです。 この本はどうやら、『復刊ドットコム』で復刊させたい本のリクエストが多く、復刊されたようです。 こんな良書が絶版になっていたことが信じられないです。 出会えてよかったと思える本でした。
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