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三銃士の息子 ハヤカワ・ミステリ1882
定価 ¥1,870
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2014/04/11 |
JAN | 9784150018825 |
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三銃士の息子
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
すっごいおもしろかった!!やっぱり『カミ作品&高野さん訳』は素晴らしいな!! <訳者あとがき>の一行目にあるとおり、「抱腹絶倒のユーモア冒険小説」な、ご都合主義すぎるバカミスではあるんだけど、そこがいいんだ!! で、「抱腹絶倒」の大部分は、訳者の高野氏の翻訳がやっぱり素敵...
すっごいおもしろかった!!やっぱり『カミ作品&高野さん訳』は素晴らしいな!! <訳者あとがき>の一行目にあるとおり、「抱腹絶倒のユーモア冒険小説」な、ご都合主義すぎるバカミスではあるんだけど、そこがいいんだ!! で、「抱腹絶倒」の大部分は、訳者の高野氏の翻訳がやっぱり素敵で、ダジャレ・韻を踏むをがっつり繰り出し笑えるお話に仕上げている、すごい手腕! やっぱり高野さんのファンにならざるを得ない~♪ おもしろかった! そしていい話だった!!
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デュマの「三銃士」の続編というかパロディというか。 おばかで笑える!ユーモア冒険小説。 17世紀フランス、その名も高い三銃士アトス、ポルトス、ダルタニャンの血をひいて生まれた息子がいた。(三銃士といってもなぜかアラミスは出てこなくて、ダルタニャンが入ってます) 三銃士全員の息子...
デュマの「三銃士」の続編というかパロディというか。 おばかで笑える!ユーモア冒険小説。 17世紀フランス、その名も高い三銃士アトス、ポルトス、ダルタニャンの血をひいて生まれた息子がいた。(三銃士といってもなぜかアラミスは出てこなくて、ダルタニャンが入ってます) 三銃士全員の息子というとぼけた設定で、番犬ならぬ番羊?を従えてパリにやって来ます。 父親たち!のいいところばかりをとった勇敢な若者に育っていました。 ダルタニャンの(だっけ?)元従者のブランシェは、パリで食料品店をやっている。 ブランシェが縁あって育てた娘ブランシュ=ミニョンヌはすっかり美しくなり、何者かに狙われていた。 十人の悪党が彼女をさらおうとするが、その怪我にいるのは誰あろう、公爵‥? 三銃士の息子は美女を助けて、奇想天外な大活躍。スペインにも渡ります。 そこで出てくる「人道的闘牛」というのも面白い。つまり儀式にのっとって全部やるけど、全然殺さないんですね。作者は闘牛に詳しかったんだそう。 イラストも、カミ自身によるもの。 元々、風刺イラスト画家で、シャーロック・ホームズのパロディなども書いていた作家さん。 古い作品ですが、レトロ可愛い。 熱意溢れる仕上がりで楽しめました☆
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一番印象に残った人物はアラミスです。クリク・ロボットのカミによるユーモア長篇。三銃士の息子が美女と正義のために突っ走る。あの名台詞、「ひとりはみんなの〜」の拡大解釈がすてき。そしてこの先スポンジやクレープを見るたびに笑えるんだろうなと想像してまた笑っている。
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